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花の隠れ里


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[1]2020年2月1日 00:56

孤独な青年と孤独な鬼の物語。

[37]2020年11月10日 23:43

優しいお言葉をありがとうございます…!
今回はすぐに気づく事が出来ました。色々振り回してしまい申し訳ございません、改めて今後とも宜しくお願い致します…!


…っ、お前は、一体…!
(その光によって心を操り、耐え難い程の悲哀の感情を煽った筈だった。いつものように、泣き叫ぶ人間から自らの糧となる悲しみを享受しようとしたものの、目の前の相手の心が悲しみを受けて揺らいだのはほんの一瞬の事。常人とは思えぬ心の強さ、悲しみへの耐性に、身体を満たす程の満足な悲哀を得ることが出来ない初めて置かれた状況に僅かながら狼狽し、その上余裕の様子さえ見せ挑発するかのように笑みを浮かべた男を前に怒りを露わにして。心を操るだけで手を下す事なく人間を恐れ慄かせてきたはずが、其れが通用しない人間が今目の前に居る。相手に煽られるまま、その細い首に手をかけ、先程よりも強い光をその胸元へ。僅かな悲哀の感情を受けた事で抑圧されていた意識が浮上しかけているのか、相手の胸元へと差し向けた強い光もすぐに揺らぎ、今度は昼間の意識が鬼を抑え込もうと鬩ぎ合うように紅の瞳の中に深い泉のような青が浮かび始めて。)
人間如きが舐めた口を───!

[36]2020年11月10日 17:26

ご無沙汰しております。まさか返信があるとは思わず、気が付くのが相当遅れてしまいました…。
この返信に気付かれるかもまた賭けではありますが、御相手をして頂けるのであればまたやり取りをさせて頂きたく存じます…!



ふ、ふふ、は…なんだ。これだけか?里に居た時ほどじゃあ、無いな。
(常人ならば変わらぬ筈の虹彩の変化、昼間との人の違い方に恐らく人外の類である事は理解していた。自分を「獲物」と呼称する位だ、さて自分はどう喰らわれるのか、あれこれ思案していればこちらに伸びる手。締めるのかと思っていたからその手が首から胸元に移動した時、僅か首を捻った。そこにぼう、と暗い光が灯ると同時に思わぬ感情が引き出され。訳もわからぬのに引き出される悲哀の念は、この状況からの恐怖も相まって常人ならば泣き喚く類のものではあるのだろう。しかし自分の経験したそれよりはずっとずっと柔くてまろい。その擽ったさに思わず笑ってしまった。もっと残忍な所業を予想していた、期待していたと言うのにこれでは拍子抜けだ。矢張りいちばん怖いのは人という事か。目の前の白髪をゆるりと撫で、この状況を楽しむかの様に口端には柔らかい笑みを浮かべて見せ)
…もっと本気を出せ。夕の陽。この位じゃあ俺は何も変わらないぞ。

[35]2020年9月30日 21:43

大変ご無沙汰しております。四ヶ月近くもお返事を返さずに居た事、本当に申し訳無く思っております。この場所自体から暫く離れてしまっていた事もありお返事に気付くのも遅くなり、すっかり時間が空いてしまいました…申し訳ございません。
これ程お待たせしてしまい、もういらっしゃらない可能性の方が高いかもしれませんが、もしまた改めてお相手をして頂けるようで有ればお返事を頂けますと幸いです。お詫びと共に、お返事を置かせて頂きます。




──昼間の鄙びた情が移ったか…久しい獲物を逃してしまったのでは勿体無い。
(目の前にやってきた男からは、恐れの感情は伝わって来ない。此方を見る瞳には愉しげな色すら浮かび、此方に自分の身を差し出すような余裕の言葉さえ。すぐさま捕食する事も出来たはずなのに、この男と無駄な会話を交わす気になったのはいけ好かない昼間の人格の影響だろうか。久しく悲しみの感情に触れていないため、身体の渇きは酷く空腹である事に変わりはなく、相手の言葉に笑みを浮かべつつ、何処か普通の人間とは異なる空気を纏う相手を間近に見下ろしては、その喉元に白い手を伸ばして。首の付根、成人男性にしては華奢なその鎖骨をなぞり胸元へと手を当てると、暗い光が宿り。その光は、心を掻き乱すような悲しみの感情を呼び起こすための物。ひ弱な者で有れば1週間と保たずに、激しい悲しみに心を壊すその光を相手へと差し向けて、相手から供給されるはずの悲しみで飢えた身体を満たそうと。)

[34]2020年5月29日 04:08

主様もご無事な様で何よりです…。そしてお気遣いありがとうございます。
主に私の所為で亀の歩みな進行状況…申し訳ない限りですが、ゆっくりでも話を進めて行けたらと思っております。



…危機意識だなんだと言って遠ざけようとする辺り、ぬしも随分優しいな。捕食者としては随分未熟に見えるが。
(抑える様子もない肌を指すその殺意にも似た感覚は、もしかしたら普通の安穏と生きてきた人間には分からないものかも知れない。根本的にズレている自分にはその判断はつかないので、てっきり相手は優しい言葉でこちらを誘った上で食らいつくのではと、そんな事も考えていた。しかし逃げてくださいと言わんばかりのその台詞に少々可笑しさが込み上げ、くっくと喉奥で笑って見せ。そんなことをしている間に、相手との距離は縮まり、今日見たのと同じ鮮烈な赤色は手の届く所まで来た。許される様であれば陶器のような人間離れしたその美しい肌に触れ、ゆるゆるとなぞりながらその目を覗き込むような形で。どちらが妖か分からぬような妖しい笑みを浮かべてみせて)
どういう形かは知らないが、俺を壊したいんだろう?…ぬしの好きにするといい。

[33]2020年4月23日 22:25

お久しぶりです。数ヶ月の間にあっという間に大変な状況になってしまいましたね。お仕事がお忙しいとの事、このご時世ですが無理をなさらず、休める時にはしっかりとお休みくださいね。返信を置いておきます、お時間のある時で構いませんので、また少しずつ進めて行ければ幸いです。



…私を妖の類と知りながらその足を此方へと進めるのであれば、随分と危機意識の薄い人間だ。尤も、彼奴は素性を明かしはしなかっただろうが
(血のように紅いその瞳は、射し込んだ月明かりで一層鮮やかさを増す。宵闇の冷えた空気と身を包む静寂。いつしか全く別の人格として共存することとなったこの身体は、もう片方の人格が頑なに人間の心を捕食する事を拒むため飢えと渇きが酷い。鬼が身体の主導を握る夜の間に人の心を喰らわなければ飢えを満たす事が出来ない、そんな状態の目の前に人間が居るのだから、鬼がその心を喰らいたいと願うのは当然の事。獲物を前にした獣の目付きで、此方へと歩みを進める相手をじっと見据えていて。)

[32]2020年4月20日 03:49

コロナが蔓延しているこのご時世ですが、主様は大丈夫でしょうか。
こちらは仕事にがっつり影響が出まして返信が遅れてしまいました。申し訳ありません。
こちら続けて下さるようでしたら返信の方、お願い致します…。


ーーーーー


成程、……成程な。ぬしのもうひと方が泊めてくれた者だ。盗み見した事は詫びよう。
(雰囲気が随分と変わったからか、ぽつりとこちらに向けられたその声すらも違うものに響き、そしてその内容がこちらの正体を問うものであれば自ずと今の彼は芯から別物らしいと理解出来て。こちらに向けられる殺意か敵意か、その手の感情は大きくてどうやらこちらが如何なる返答をしても食らうつもりらしい。家から逃げ、同胞から逃げ、いつかは捕まり殺されるのを待つだけの身。死に場所を探して彷徨うだけの自分が美しい獣の糧になり死ねるなら、それはどんなに幸福なことか。穏やかな笑みを浮かべるとするすると目の前の襖を開いて、臆する事無く部屋に立ち入り)

[31]2020年3月18日 01:51

……誰だ。
(瞳が紅へと変わると同時に、荒かった呼吸もすっと静まりゆっくりとした動作で俯かせていた首を擡げた。窓から差し込む月の光、遠くで騒めく木々の音すら、この家の主人の姿に合わせて不気味さを増したようにさえ。其れ等に混じるようにして人の息遣いが聴こえた気がして其方に視線を向けると、戸の隙間から此方を覗き伺う──というには恐怖よりも好奇心の方が色濃い様な、此方を真直ぐに見据える闇色の瞳と視線が重なった。相手を射抜くような、獲物を逃がさんとする蛇のような鋭さを纏った鋭い瞳で見つめ返しつつ、たった一言そう尋ねただけ。完全に別の人格に支配され、彼との出会いを知る由もなく相手の返答を待ちつつ、人間で有れば心を喰らい空腹を満たせると踏んでいて)

[30]2020年3月17日 03:15

…夕の陽。
(息を殺し、ゆっくりと、左右の室内の気配を探りながら歩を進めて行くも怪しい気配は無い。何故家主は外に出てはいけないなんて口にしたのか。そう思いながら、向かった最後の部屋。…恐らく家主の部屋の前へ。…しかし、部屋の中に感じる気配は自分に親しい、殺意、敵意、悪意…そういった類のもの。明らかに先ほどの穏やかな家主の者とは別物で。違和感を感じながらもそろりと戸を開け…その向こう、月明かりに照らされ佇む姿は逆光になっているはずなのにどこまでも白い。まるで外ツ国の神の様な姿だと。中でも薄ら開いたその紅い目、思わずため息交じりの声が漏れ出て。)

[29]2020年2月29日 09:54

…っ、は──…
(辺りが闇に沈み沈黙に支配されてからどのくらいの時間が経っただろうか。一人自室で蹲り、喘ぐように呼吸を繰り返す。日没と共に身体の中で息を潜めていたはずの鬼が暴れ出し、夜が来る度に鋭い痛みに抗う事しかできずにいた。その上捕食対象である人間の心がすぐ近くに有るために鬼が身体を乗っ取ろうとする痛みは普段よりも激しいもの。意識を奪われないよう必死に耐えながらも、彼が部屋を出た小さな物音には気付く事なく、丑三時を迎える頃には海のように青かった瞳は、鬼の象徴でもある紅へと揺らぎ始めていて。)

[28]2020年2月29日 04:33

あぁ、そいつは楽しみだ。……鍵、か。随分厳重だな。…あぁ、しかし約束だからな。了解した。
(先に立って歩く相手の歩調は家を出る時よりも僅かに早く、何を焦っているのだろうと少しばかり不思議に思う。…益々好奇心を唆られたのは言うまでもない。しかし、今はまだ態度に出すべきではないだろうと相手が部屋を出てからすぐ、約束を守る様にかたん、と鍵をかけ、それから外を見て時間を過ごし。西の空に夕刻の気配も消え、夜の匂いと気配。自分の体温が部屋を満たす冷えた空気と同じ位の温度になった、そう認識する位に時間が経過してから、ようやっと立ち上がり。護身用に何か持っていくべきか、と迷い、荷物に手を伸ばしかけ、…結局何も持つこと無く部屋の出口へ。かたん、と鍵を開け、薄暗い廊下に一歩を踏み出して。)…開けてはいけない、とは…言われていないしな

[27]2020年2月26日 10:53

──構わないよ。朝は空気が澄んで、一層綺麗に見える筈だ。日が昇った頃にまた案内しよう。
(相手を連れて屋敷に戻りながら、彼が時折無邪気な好奇心に見せかけて探りを入れるような鋭い質問を飛ばしてくることを感じていた。そういう性分なのか、はたまた本人にその気は無いのか、いずれにせよこの場所に一夜泊める者としては少々危うさが残る。振り向くことはなく、朝にはまた案内してやる事を約束しつつ、少しずつ闇が忍び寄る気配に胸の内が騒つく感覚。それ以上口を開く事はなく、彼を部屋へと案内すると部屋の内側に取り付けられている鍵を閉めるよう伝えると、蝋燭に小さな灯りをひとつだけ灯して立ち上がり。)
夜の間は、此の鍵を閉めておいてくれ。…明日、日が昇った頃にまた来るよ。おやすみ、

[26]2020年2月26日 03:51

そうかい、朝の花も興味があるな。明日またここに来ても?
(ただここで感動して、その事だけを考えて終わってしまえばいいものを。相手が夜の花について言及しなかった事にこの妙に冷静な頭は気付いてしまうもので。日暮れに部屋から出ては行けない事と関係があるのだろうか。考えない様にしていた事がまた頭を巡り出して、それがまた楽しいと思ってしまう自分はどうも、面倒な事に巻き込まれやすい体質になっている様な気がすると。促されるまま、少し名残惜しげに花をもう一度撫でてから立ち上がり、相手の後に続いて元居た屋敷の方へ。通された部屋の方に開けられる窓があれば、恐らくとっぷりと日が暮れてしまうまで、鮮やかにゆるやかに色の変わる空を眺めているだろうか。)

[25]2020年2月24日 19:12

そう言って貰えると嬉しいな。朝と夕とでは美しさもまた違うけれど、私もこの時間の紅い花は大好きだ。
(茜色の光を浴びて輝く花々を目の前に感嘆の声を漏らす彼を見遣っては、自分もまたその瞳に夕暮れ時の美しい花々を映して。朝は白い光に包まれて鮮やかな色彩を生み出し、夕暮れには紅く色付く花。夜、月の光に照らされた花もきっと一層美しいのだろうが、夜の花をその瞳に映した事は無い。花を愛でるように指先で花弁を撫でる相手に先程より幾分も和らいだ視線を向けたのも束の間の事。茜色に薄らと暗い色が混ざり始めたのを感じれば、青い瞳は花から逸れ空へと向けられる。日が暮れる前に戻らなければと彼を促して。)
──さあ、そろそろ戻ろう。じきに日が暮れる。

[24]2020年2月24日 06:04

(矢張りただ奔放に咲いているようには見えなかった花達であったが、やはりここらの花は相手が育てているものであったらしい。その話題を出せば表情だけでなく雰囲気も和らいだ様な。相手の後ろに付いて庭へと降り、目に入ったその光景、予想していた、しかし予想以上の眩さにあぁ、と小さく声を漏らして。全てが茜色に染まっていて正しい花の色なぞ分かりはしない。けれどきっと優しい色をしているのだろう。深く細く息を吐き出して足元に咲く花を柔らかく撫でて)
…山の花畑は道中沢山見た。これからも見るのだろうが…、……きっとこれ以上は無いな。

[23]2020年2月17日 11:22

…嗚呼、花の世話をするのは好きなんだ。構わないよ、着いておいで。一番良い場所を教えよう。
(相手はこの家と自分に対して多少の違和感は感じている様子だったが、其れには敢えて気付かない振りを。今宵鬼の姿さえ見られなければ、相手がその違和感の正体に気付く事は無いだろう。花の話題になれば、少し表情は柔らかなものになり相手を手招きし庭へと降りていき。唯一此処で心寄せて育てている花を褒められた事が嬉しかったのか、夕刻になれば沈み行く夕陽を浴びて一面茜色に染まる花を眺める事のできる場所へと相手を誘い。)

[22]2020年2月17日 04:31

(こちらがあちこち不躾に視線を巡らしていることには気付いて居るのだろうが止める様子もなく、夜に部屋を出ない、その一点以外は特に探られても構わないらしいと息を1つ。案内された部屋に少ない荷物を下ろしたは良いが、まだまだ夜まで時間がある。どうしたものかと思考をそこいらに向けて、ふと来た時に見た花の事を思い出し。遮る物の少ない道であった。夕日で1色になる花達なぞ、きっとこの先生きていて見られる事は無いだろうと。)
あぁ、有難う。…そうさな、この辺りに咲いている花は貴殿が世話をしているのか?見に行っても構わないだろうか

[21]2020年2月5日 14:38

…そうだね。流石に、客人に向かって厠に行くなとは言えないけれど、──此の家の主人は私だからね。なるべくしきたりには従ってくれると助かるな。
(相手の問いには緩りと首を傾げただけで、後ろから着いてくる相手を振り返ると少し厳しい言葉を選んで釘を刺しつつ、微笑んで。口調や雰囲気から想像したよりも少し幼い容姿を見て、その微笑の裏にほんの僅かな無機質さにも似た空気を感じたのも一瞬のこと。綺麗に整えられた部屋に案内すると好きに使うよう告げて。極端に物の少ない家の中は見られて困るものもない、有るとすれば夜の姿くらいなもので。夕方までに戻ってくるなら庭でも何処でも好きに見て回って構わないと許可を出しつつ。)
此の部屋を使うと良い。夕刻までに戻ってくれれば、何処でも好きに見て回って構わないよ。


そうですね、そうしましょう!
ご相談の時にはまたお声がけ致します。では一旦失礼します。

[20]2020年2月5日 03:16

ふむ…確かに山の恵みも馬鹿にならない。そういう道があったから獣も居るのだろうしな。
(促されるまま家に入り傘を外して、そこでようやっと女児の様に揃えた髪と顔をきちんと晒し。草履を脱ぎ揃え、相手の後を追って廊下を歩みつつ、そこいらの部屋にちらと目をやるがどうも、生活感が薄い。大した事は無い…、そう笑いつつも明確に答えず、こちらにきちんとした返答を求める様子は自分でなくとも妙に映るだろう。懐っこい笑みを浮かべ、こてりと首を傾げながら冗談めかしてこちらも明確な返事は返すこと無く)
そらぁまた奇妙なしきたりだ。…まぁ、そうさな。努力しよう。厠に行くくらいは許してくれるだろう?

ありがとうございます。
…さて、今後の方針も決まった事ですし、そろそろこちらはお暇した方がよろしおでしょうか?相談あればまたお呼びくださいという事にしてあとは若いもの(?)同士で…

[19]2020年2月3日 22:03

…そうだね、私はあまり此処から出る事は無い。村に降りなくても生活に不便はないからね。
(何故村に降りる事がないのかという事については深く言及せず生活に不便はないと伝えるのみに留めては、いかにも自給自足で生活している一村人のように振る舞い。玄関の戸を開けると家の中へと促し先に立って家へと入ったものの、自分の告げた約束事の訳を勘繰って尋ねる言葉には答えることなく歩みを進めるだけ。自分から問いを自粛する様子に、大した事ではないとばかりに軽く微笑を浮かべつつも、釘を刺して。)
──秘密という程大した事ではないよ。ちょっとしたしきたりのような物だ。…守れるね。


それもあるかもしれませんね!
承知しました、どういった方向に展開しても構わないのであまりかっちりとは決めすぎずに進めていきましょう!

[18]2020年2月3日 07:41

…主さんは麓の村とは交流が無いのかい。
(庭はこちらから見える範囲では正しく風景を眺める為にある様な造りをしていて、畑なぞは見当たらない。もしかしたら家の裏手にあるのかもしれないが、それでも1人で全てを賄うのは難しいだろう。生活していくには村との交流は不可欠であるはずなのにそれが無いとは、どういう事か。その疑問も手伝ってつい余計な一言を言いかけて)
そいつは有難い。……しかし、そいつはまた、どうして__あぁ、いや、折角了承してもらえたのに放り出されるのは困るな。主さんの秘密は少々気になるが…、大人しくしておくとするよ。


もしかしたら碧さんの方が余程人らしい、…なんて事態になるやも知れませんね。なんでしたら心を食われる事も視野に入れておりますので、遠慮なくどーぞ!

[17]2020年2月3日 04:35

もうそんな季節か…其れは時期が悪かったね。
(この場所に一人で居る限り村の移ろいを感じる機会など滅多になく、山を降りることも稀なため、祭りと聞けばもうそんな時期に差し掛かるだろうかと考えて。麓の村は保守的な、もっと云えば閉鎖的な面が有るのは確か。そのため相手の言う事も理解できたが、言及する事は無く時期が悪かったとだけ伝えて。頭を下げられ困ったように息を吐くと、そう言って渋々ながらも一晩泊める事を了承して。日が暮れてからは決して部屋を出ない、その約束さえ守ってくれれば、一晩くらいは耐えられるだろう。相手に危害を加えるような事になってはならないと、釘を刺して。)
──仕方が無い、旅人とは云え夜の山に放り出すような非道な事は出来ない。
ただ、此処は夜が早い。日が暮れたら、部屋から出てはいけないよ。其れだけ約束してくれるなら、一晩泊めよう。



そうですね!お互いに一般的な人間の感覚と違うからこそ波長が合うという事にも繋がっていくのかもしれないですしね。ではこの夜に一旦鬼になった姿を見られてしまうという方向でよろしいでしょうか?

[16]2020年2月3日 03:56

…もうすぐ祭りだと言っていたからな。近くから人が駆り出されていて部屋は空いてない、と。…まぁこの格好で剃髪をしていない訳あり坊主だ。泊めたくない気持ちもあったろうさ。
(宿は勿論、人家を尋ねる前に行ったのだが、歯切れ悪く断られてしまった。恐らく空き部屋はあったのだろうが、まぁ無いと言われて無理に食い下がるわけにもいくまい。次にここに訪れる機会があればその時貸してくれるかもしれない程度の薄らとした罪悪感を植え付けられれば。そんな打算的な考えも無いわけでは無い。…相手はどうやら麓の村の者とはさほど密接に関わってはいないらしい。気は乗らない様だが言い方如何によっては留まることを許してくれそうな気もする。眉を下げつつ、人の良さそうな笑みで軽く頭を下げて)
…軒を貸してくれるだけでもいい。雨が凌げれば重畳だ。


そうですね…鈍はそもそも一般人とは訳が違う過去を持っている事ですし、多少人間離れした反応を返すのもありかも知れないな、なんて考えております。

[15]2020年2月3日 03:17

…すぐ其処の村には、宿があっただろう。小さな村だから、宿泊する客もそう多くは無いと思うけれど──
(目の前の男は自分の姿を見ても然程驚く様子はなくすぐに人の良い笑みを浮かべた。異形を見るような目を向けられなかった事に密かに安堵しつつ、泊めて欲しいという申し出に村の宿の話をしかけたがどうやら宿泊を断られたらしい。出来る事なら、夜の間此の場所に人間を留めておく事は避けたかった。やんわりと断ろうとしたものの、今から此の場所を発った所で峠を越え切る前に日が暮れてしまう。そう思うと彼を無碍にも出来ず、思案して。)
参ったな、生憎私の家も客人を泊めるような大層なものではない。…ただ、次の村に行くにしても、今からでは峠を越えきれないだろう。


そうですね。鬼は別人格のようなイメージなので、目撃した場合には多少なりとも心を捕食されてしまう事になるかと考えています!

[14]2020年2月3日 02:31

あぁ、申し訳ないが、一晩泊めてくれると有難い。
(視界の端で動く気配、その方向に視線を向ければ日の元に現れた白い人影。自分の生まれ育った村だろうか、いつか奉公に出た家の中だろうか、似た様な姿を見た事がある。しかし相手は日の下に出られるらしいから、その本質は違う物の様だ。きょとりとありふれた自身の目の色を相手に晒したのも一瞬、すぐに目を細めて柔らかな笑みを浮かべると、ここに泊めて欲しい理由を告げ。隣の村までは山を幾つか越えなければならない。全力で走ったとて夜になるのは必至だろう。…まぁ、村の守りという観点からすれば、自分のような者を引き入れないという選択は正しいのかもしれないけれど。)
…麓の村ではすべて断られてしまった。余所者に厳しいのはいい事だが、少しは慈悲を見せて欲しい物だな。…隣の村までの距離を知らぬ訳ではあるまいに。




こちらこそよろしくお願い致します。
のんびりじりじりと関係を詰めさせて行ければと思います。…一先ず、夜に鬼になっている碧さんを目撃するか、しないかという流れでしょうか。

[13]2020年2月3日 00:34

…珍しい来訪者だ。
(下駄に足を通して庭に出るとちょうど相手の声が響き、年端の行かない子どもが迷い込む事は稀にあれど、それ以外の来訪者は随分と久しいと思いそう呟きつつ、相手に声をかけて。明るい陽射しの下に出ればその白い膚や髪は一層眩しく、対照的にこの場所に居ればあまり見ることのない色を纏った青年と、目深に被った傘の下で此方を見つめる瞳と視線が重なると、僅かに首を傾げつつ少し微笑んで。)
──旅の方かな。


こちらも問題ありません!
あらためまして、これから宜しくお願い致します。
後々裏を入れるタイミングなどはまたご相談させてください。

[12]2020年2月3日 00:05

ありがとうございます!読みやすいロルで絡みにくいなど全くありません!
こちらのロルも読みにくい合わない等ありましたら遠慮なくお申し付けください。


…随分とまぁ、極楽浄土の様な。
(木々を抜けた先にあった花園にきょとりと目を瞬かせ、そしてその美しさにほう、と小さく息を漏らし。この場に入った瞬間、空気自体が全く別物になった気がする。少し歩みを進めた先にあった家は、庶民が住むには立派で、金持ちが住むには質素。よく手入れされていて、中から人の気配がする。…なるたけ気配を消して寄ったのにこちらの存在に気づかれている気さえする不思議な所で。狐か、狸か、はたまた同業か。なんにせよここに来るまでの村では宿泊を断られてしまった。ここを頼るしか無いのだと、目深に被った傘の下で息を吸い、よく通る声で声をかけ)
…たのもーう!

[11]2020年2月2日 21:14

そうですね!
承知しました、では初回回しておきますね。
続けにくいなど有ればお申し付けください!


(柔らかな光が差し込む縁側に一人腰掛け、普段と変わらず書物に目を通していれば不意に人の気配を感じて、ふと視線を上げて。耳をすませるように花の咲き乱れる庭への入り口の方を見つめる彼の横を静かに風が通り過ぎ、その白銀の髪を揺らして簪の飾りがしゃらりと音をたてて。確かに徐々に近づいて来ている気配に、人間が此処に迷い込むのも久し振りのことだと思いながら書物をぱたりと閉じてゆっくりと立ち上がり。)

[10]参加希望のひと2020年2月2日 14:32

嬉しいお言葉ありがとうございます!

ふむ、良いと思います。特異体質の様なものなのか…忘却の術が薬由来の物でしたら前職の影響で薬の類には強い…なんて言うのもありかも知れませんね。
初回の場面に異論はありません。所用により今晩遅くまでロルが練れない状態になってしまうので宜しければ先レスお願いしても良いでしょうか?

[9]2020年2月2日 13:46

プロフィールありがとうございます!
全然情報不足じゃないですよ、少し影があって素敵です。
ぜひそのままお相手下さい!

貴Cが記憶を失わずに夜になってもその場所に留まり続けた理由としては、やはり忘却の術が何故か効かないというのが一番妥当かと考えていました。
また初回の設定としては、貴Cが鬼の屋敷に迷い込んでくる所からと考えていたのですがいかがでしょうか?

[8]参加希望のひと2020年2月2日 02:22

名前 鈍 二ビ
容姿 艶やかな黒髪を切り禿…肩につかない程度の長さに切り揃え、結わずに下ろしている。切れ長の目を細め、幼めの整った顔立ちに柔らかい笑みを浮かべているのが常。
黒法師の衣を纏っており、服の上から伺える体の線は細くしなやか。身長は150糎後半。男としては小さめ。
性格 常に浮かべている笑みが崩れる事は少なく、飄々と、風に揺れる木の葉のようにふわふわと生きている。自分の本心を人に晒す事は少なく、上辺だけ見るならば善い人。
犬や猫、鳥等、こと生き物が好きな様子ではあるが自ら進んで触れる事は少ない。子供に対しても同じく自ら触れる事は少ないが、今まで訪れた村では手先の器用さを利用して玩具の類を作り与えたりもした為、関わりを持ちまた人並みの優しさも持ち合わせている様子。

備考 暗殺業を生業とする里の出身。ある出来事を切っ掛けに殺しの世界から足を洗うことを決意し、里を抜ける条件として出された課題をこなした。…結果として里の人間に追われる事態になり、定住すること無く各地を旅している。



ありがとうございます!素敵な鬼さんにわくわくしております!
一先ず作ってみましたが、情報不足感が否めません…!く、…詳しい事は、追々と言うことで…。
訂正、不備等ありましたら遠慮なくお願いします。

[7]2020年2月2日 01:15

名前:碧ーあおいー

容姿:透き通るように真っ白な肌に白銀の髪、瞳だけが深い湖のように青く澄んでいる。髪は背中ほどまでの長さの物を涙型の飾りの揺れる簪で緩く留めており、整った端麗な顔立ちをしている。その浮世離れした容姿から、一見しただけで人間ではないと分かるほど。何処となく愁いを帯びた、穏やかな表情をしていることが多い。
いつも深い藍色の着物の上に肩から羽織を掛けており、夜になり鬼化する事で角が生える。鬼化の際には瞳が紅に染まる。身長は180糎弱ですらりとした痩せ型。

性格:穏やかで人を傷付けることを嫌う、妖らしからぬ性格。表向きは優しく飄々としているものの何処か掴めず初めは相手との間に一定の距離を置いているような接し方をする。
時々ぞっとするほどに冷たい笑みを浮かべることもあり、鬼化する夜は人が変わったような凶暴さを見せる。
大切な物を作ってしまうと、自分で壊してしまう気がして基本的には何事にもあまり関心を持たず愛するという感情もほぼ持ち合わせていない。枯れることなく年中屋敷の周りに咲き乱れる花だけには愛着を持っている様子。少し距離が近くなったり大切にしたいと思うとまた距離を取ろうとする癖があり、その為に屋敷を訪れたものには必ず忘却の術を掛けている。自ら孤独を選びつつも寂しさを抱えている不器用な男。自分の一族に関しては嫌悪感を持っている模様。

備考:悲しみや涙を生の源とする鬼の一族。鬼化には激しい苦痛を伴い、鬼の姿になると凶暴化する。かつて、この鬼の一族がひとつの村を悲しみに沈めて滅したという言い伝えも残っている。
髪を結う簪の涙型の飾りは、故意に壊す事で持ち主である鬼の存在自体を消すことが出来るのだとか。
生の源が足りず、鬼化が進んできた頃に相手と出会う。


大変お待たせ致しました!
プロフィールが完成しましたのでご確認ください。
変更修正等何でも承りますので、お気軽に!

[6]参加希望のひと2020年2月1日 01:53

なるほど…、ふむ…、辛い過去持ちだとなよなよしくなりがちなのでそこもちゃんと考えねば。
鬼さんの容姿にwktkしつつ練ってまいります。

正直、やりたいな、アッ私にはまだ無理だな、とチラ見した程度でして…きちんとした確証が無かったのですがご本人な様で嬉しさMAXです。

[5]2020年2月1日 01:46

お仕事はお任せしますよ!
例えば心の強さに関しては過去の辛い経験で、とかでも補えますし、孤独な生活のせいで居なくなっても不審に思われない、とかでもいいですし!
わかりました、美形&この世ならざる者感を出してみますね!

とんでもないです!ありがとうございます!
違う方かな?とも思ったので、きちんとご招待できて良かったです。
まさか以前の募集をご覧になっていた方がいるとは思わず、出逢いに感動しております!笑

[4]参加希望のひと2020年2月1日 01:31

ふむ、概ね問題なさそうです。長居しても違和感がなく、悲しみにそこそこ耐えられる心を持っていて…、と、なると矢張りちょっと人に言えないお仕事の方が良いでしょうか。
鬼さんに関しましては、ある程度性格は定まっているようですし、…そうですね、容姿が比較的整っていて…、一目で普通の人とは違うという特徴があれば楽しいかなとは思います。

ひえっメッセージでもコメントでもお声かけして申し訳ない…!
気付かれてないかなと思いまして…つい…

[3]2020年2月1日 01:18

ご移動ありがとうございます!
解釈はそれで間違いありません!
キャラに関する希望で言えば、外見はあまりに奇抜な髪色が少し苦手です。性格は女々しい超草食系などを避けていただければ問題ありません。
こちらの鬼に対する希望は何かありますでしょうか?

ちなみに、メッセージをくださったのは参加希望さんでしょうか?

[2]参加希望のひと2020年2月1日 01:14

こんばんは、招待ありがとうございます!
先ず確認なのですが、和の世界観、時代はまだ未開拓な場所があって許された室町〜大正あたり、という解釈でよろしげですか?
またキャラを練りたいのですがさしあたってキャラに対する萎え、希望等ありますか?

[1]2020年2月1日 00:56

孤独な青年と孤独な鬼の物語。

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