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[4] キャラ
②…こうして見ると本当に…まだ子供だよなぁ。大好きだよ、帝督。 もっと羽もふもふさせて欲しい、俺だけの天使。愛してる、誰よりもずっと。 (互いに遅くまで暗部の仕事で帰宅すると同時にシャワーを浴びた後は熱く求めあった為目覚めた頃には午前10時を回っており。無理をさせすぎたのかまだ目覚めない隣の相手は10代の青年なのだと教えてくれるあどけない寝顔を見せてくれており、自分の傍では気を抜いてくれているのだと嬉しく思えば自然と頬は緩み少々甘えてみようと相手の肩口に頭をぐりぐりと押し付けた後に独り言を発しながらとちゅ、ちゅ、と音を立て相手の首筋やら鎖骨あたりに幾つかの赤い華を咲かせて) ③ …帝督…【会いたい】よ、気まぐれでもいい。なんでもいい。なんでも付き合うから…、なぁ、【会いたい】んだ。 (電気も付けず散らかり暗い自室の隅でよれよれのシャツに乱れた髪のまま壁にもたれ床に座り込み、光差し込まない暗い瞳でただ天井を見上げて。思い出すのは相手が第一位に挑み敗北したあの日の光景で。もう少し自分がしっかり止めていれば、自分が間に合っていればなどと言う様々な後悔に虚ろな瞳を閉じて、自分の能力が本当に自分の言葉通り実現するというのならば簡単な望み一つ叶えて欲しいと口にするもののそれは叶うことなく、この程度も叶える事が出来ないのかと自分の無力さに涙したいところだが流せる涙など残っておらず。何も考えないために眠りについてしまおうと意識を手放そうとした瞬間インターホンが鳴り響いているのが聞こえ。居留守を決め込もうかと思ったが諦めることを知らないのか鳴り続けるインターホンに深いため息をついて鉛のように重い身体を動かせば内側の鍵を開けて扉を開き、そこには先程会いたいと口にした相手がおり光なき瞳には一瞬で光が宿り薄らと涙を浮かべ震える唇は情けない程弱々しい声しか発することしかできずその存在を確かめるように相手へと手を伸ばして) ……てい、…とく?帝督、なのか。本当に。

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