[41] 炒飯
銀時「まぁ落ち着けって…詫びじゃねぇけど、どの属性の魔法が使えるかテストしてやるからよ」 マダオ「嬉しいけど、接客マニュアル見ながら対応すんのやめてくんない」 銀時「ほら水晶に手をかざして」 マダオ「こうか？」 銀時「はい…はい…お！カゼ属性が使えるみたいだな…」 マダオ「カゼ？あーモンスターを風で斬り刻んだり吹き飛ばすみたいなやつ？」 銀時「は？違ぇよ…モンスターの体調を悪くしたり出来る魔法だよ」 マダオ「そっちのカゼ！？いや寧ろ強くね！？」 銀時「じゃあ最後の手続きで自己PRを述べて」 マダオ「え？自己PR？なにその、急に入社試験みたいなやつ！」 マダオ「まぁいいや、まぁ俺は辛抱強いって言われし、何事も耐えるのが得意なんだよ。そういうのがモンスター退治にも活かせると思います！」 銀時「ホームレスが何言っちゃってんだよ…」 マダオ「好きでホームレスになった訳じゃねぇよ！こう見えても昔はお偉い人の入港を管理したりしてたんだよ！」