[5] ヴォルフガング･アマデウス･モーツァルト
やあ、マリア。また面白そうな事をしているね。僕の演奏で彩りを添えようか？ っといけない、今日はこれを読むよう頼まれてたんだった。そろそろツケを払わないとマズイんだ。……いや、こっちの話さ。マリアは気にしなくていい。 えー、なになに？こちらの提供Cで、君の希望Cに被るのは 僕、Dr.ロマン、マーリン、ロビン、アステリオス、ギルガメッシュ王、アルジュナ ってところかな。まァ、僕を見れば分かるかもしれないが全員似てるとはお世辞にも言えない。悪いね。 こちらの希望Cは…うーん、ちょっと難しいな。何せこちらの提供C次第で大きく変わるからなぁ。僕だったら勿論マリアを頼みたいんだけど、そうすると他の奴が煩くてね。あぁ、一番希望が多いのはマスター…藤丸立香という事になるかな。 あとは…設定か！これもまた大変なんだ。僕を動かしてる奴がどれも魅力的で絞れないって言い出したんだよ。だから、僕からお願いしたいのは『カルデアの日常を軸にしたイベント』という全部取りの設定になる。例えば、聖杯の持ち主(記憶無し)を落とすまで帰れない特異点とか、パラケルススやらが作った薬を飲んで幼児化・半獣化とかね。その度にCCするのも良いかもしれない。全部なんて無理だっていうならもう一度考え直すから言ってくれってさ。 さて、これでこちらは全て言い切った。選ぶのは君だぜ、マリア。勿論断られたからって恨み言を言ったりしない。何事も引き際だって肝心なのさ。 …さて、とりあえず一仕事終えたし、酒場にでも行ってくるかな。