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あの子には当分休ませてあげたいので代わりに中の人から伝えさせて貰います。
恐らく一目惚れ…というやつでした。
貴方の文章はそれ程までに私の目にとても魅力的に写ったのです。
だから、初めはこんな私が相手で良いのか…なんて思ってたりしていたんですよ。
“やりとりしていてあんなに楽しいと感じたのは貴方以外にいない。”あれは建前なんかじゃない。そう、本当に思っていたんです。
建前や嘘だったらあんな朝までやりとりなんか出来ませんよ。
きっとこのままなりきりを続けても貴方以上の方に巡り会うことはないでしょう。
だから、貴方からの連絡が途絶えてしまえば私のなりきりという趣味もそこで終わり。
…実際、貴方と別の場所へ移動してからここに相手を探しに来ることもなくなりましたからねぇ。
…少なくとも、私は貴方のことをお友達だと思っています。だから、別のツールに誘い出してくれてとても嬉しかった。貴方が自分のことを話してくれるのも…、…貴方が自分のことを話してくれる度、“ああ、私は信用されているんだ”なんて思えたりして、時々自惚れてしまいそうにもなったりして。
だから…心配、してしまうのです。
……無事…だと良いのですが…。
それを確認する術も今は残っていませんが、どうか貴方が幸せに生きていけるように祈っておきますね。
…ああ、ズルズルと引きずって諦め切れないのは私の悪い癖ですね。もう少し待っていれば返事が来るのではないか、なんて淡い期待を抱いてしまうのです。
ここで伝えたかったことを全て吐き出して、腹を括るつもりだったのに……、
逆に貴方との思い出が蘇って、またキミに会いたくなってしまいました。
……そういえば、いつの間に貴方と出会って2年という月日が流れていたのですね…あっという間です。