[480] 磁石
>>457 今さら……僕が声をかけていいかは分からないし、君が気づくとも思えない。流石に、さ……その眼でも見えないだろうからね。 自惚れでなければ、君の捜してくれたノートンは僕のこと、だと思う。……ごめん、ね。何も言わずに消えてしまって。 意地悪、なんてやつではないね。最低だと罵ってくれていいんだよ。でもね、これだけは君に伝わればいいな。 君との時間は、とっても楽しかった。……うん、楽しかったんだ。嫌だと思ったことなんて一瞬だって無かったよ。 無愛想だし、話しが上手いとも言えない僕の傍にいてくれて、ありがとう。……優しい君が、とても好きだったな。……青い目、見られたのはちょっとした自慢だったよ。 僕なんかに、また会いたいと思ってくれてありがとう。……大好きだよ、イライくん。