青い君と赤い私【非募集】

当たり前だ、恋人同士ってのもあるしやはり平等でないと納得できん。ふ、これじゃ俺のがずっと我が儘になっちまうな。特別な事はできなかったが、お前と過ごせるだけで幸せだからな。

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そんならお前の理想はどんな主人なんだよ。いや、本当に強ぇんだな、と思って。…おうこら難ならお前を焼いてもいいんだぞ。…お前のが興味津々なのによく言うぜ。お？いやつい、楽しみでな。──さて、この辺のを一通り買えばいいかね？（　別に本気で拗ねてはないものの唇尖らせながら興味半分に尋ね、流石に本気でとなれば別だろうがこの程度では軋む様子もないのに何処と無く嬉しそうに目を伏せ、どちらにせよ口の減らない相手に青筋立てつつ、溜息が聞こえてくれば、ぱ、と手を離してから出汁の取れそうだか見た目奇妙な乾物や調味料らしきものが並んだ場所まで辿り着いては首を傾げ、　）

ふ、まぁそうさな。ま、無理ならいいんだが、お前になら手を引かれるままにってのもたまにゃ悪くねぇと思ってな。おう、確かに許さねぇし本気で怒る。だがそれだけで突き放すつもりもない。

あん？そうかい、眺めるだけでいいってならまぁ、まだ楽なもんだな。……チッ、対価を払えばいけるかと思ったが却下か、なら保留だな。…ふ、だがきっちり苦痛は与えてやるから安心しな。おう、俺はそれでいいと思ったが、駄目か？甘えん坊なお前さんは大層愛らしいと思うんだが。自分の事となると本当に駄目だな、そこも可愛い、と思っておく事にしよう。別に俺もそこは求めてないが、何処へなりとも連れていってくれや。分かってる、今までもそうしてきてんだからな。……あん？だったらこっちを向け、ほら、早くしねぇとイイとこ見つけちまうぞ。（　すっかり刺激を快楽として享受する形へと変わった胎内とそれに堪らなく悶える相手は興奮煽るばかりで思わず眉を潜めるが、不意に口付けを強請られてはその魂胆は透けて見えるかのようで口元緩めると胎内を掻き回すのは止めて前立腺の位置を探るような動きへと変わり、　）