青い君と赤い私【非募集】

>>1285

いつかは実現する事だがね。君が望むのなら、今からだって構わない。ふ、そうだな。少なくとも今は、逃げる気はないさ。余程の事がない限りは。君の所為ではない。君に声を掛けたのは私だ。私が、君を選んで、彼を裏切った。だから君が謝る必要はない。寧ろ、私を責めたっていい。…、私は、君にもそう思っているよ。幸せでいて欲しい。出来る事なら、私の事で煩わせたくないし、優先するべき事があれば私の事は放っておいてくれても構わない、とね。手懐ける、と言う程の事はしていないのだがね？
否定した所で納得してくれた事はなかっただろう。…、子供相手なら兎も角、……物好きだな、相変わらず。（　肩を竦めながらも感じる体温に目元を緩めてはこちらからも抱き締め返し、　）
…嗚呼、分かっている。現状、その点については遠慮した事はないがね。…、分かった。君が、そう言うのなら、応えよう。だから、…止めて欲しい時は、ちゃんと言うんだぞ。！？ま、まて、別にそこまでする必要はない…！…常々思う事だが、本当に君は…私に甘い。そんなに甘やかしても、差し出せるもの等ないぞ。…もし、あの侭君が何も言わなかったら、また違ったのだろうな。無意味な嘘は吐かない。必要となったら、…嘘を吐いてしまうかもしれないが。

……やっぱり、子供扱いではないか。悪かなったな子供っぽくて。気をつけてはいるのだが、どうにも長くなってしまう。再三の事だが、無理に全て返す必要はないぞ。