青い君と赤い私【非募集】

>>396


可愛いかどうかは判断しかねるが。嗚呼、だが私の囁かな抵抗は経験豊富な御子殿にとっては可愛いものだったかもしれんな？…君は私を駄目にするのが好きな様だな。…好きでもない相手を待っていたりはしない。自惚れたって構わないさ。…嗚呼、また今度な。…突然消えたりはしない。私も、そう約束したからな。（　相手の言葉に肩を竦めては、今迄の事を思い返しつい皮肉混じりに首を傾げ、額に触れる唇の感触についつい目元を緩めるも、相手の好意を受け入れる様になった自分を思い返し思わずぽつりと言葉漏らし、冗談めかした言葉にふ、と笑みを零せば触れ合うだけの口付けを交わし至近距離で囁く様に告げ、いつの日か告げた自ら告げた言葉を繰り返し言い聞かせては返される口付けに心地良さげに表情を緩め、　）どちらも冗談かと。…、夢なら目を覚まさなければいい。現実なら、…少しでも、長くこんな日が続けばいいと思う。（　あくまでも緩く首を捻って見せるも、現実だと言い換える相手に双眸を細めては独り言の様にぽつ、　）


んっ、…。…魔力が欲しいんじゃないのか、ぁっ…。（　熱を溜めるだけ溜めて最後吐き出せないと言うのは焦れったく、我慢と言う相手に大人しくされるが侭と言えど元々は足りないと食いついて来たのだから、これでは意味が無いと視線を向けるも鈴口を弄られては思わず声が吐息混じりに上擦り、　）