青い君と赤い私【非募集】

>>399


んで、散々追われて捕らわれた身としてのご感想は？…淑女でも何でもねぇ俺にか？どうやって？…そうさな、少しでも情が湧いたらお前が遠退きそうで、とてもお前以外は見れやしない。…、…俺も幸せだぜ、シロウ。（　分かりやすい態度にくつくつと笑いながら、くいと軽く相手の顎先を人差し指で掬い上げては目元緩めつつ首を傾げ、自分に対して格好を付ける意味があるのかと同性であり慎ましい性格でもない自分を思うと純粋に不思議そうに目を瞬かせ、お互いに甘えるような仕草に目を細める中で聞こえた本心に少し考えてから此方もまた吐露し、髪に触れる指先からですら愛情伝わるような錯覚に心地良さそうに目を伏せると、ぽす、と身を任せるように肩に顎を乗せては小さく呟いて、　）んじゃあ、お前はないのか、そう言う類の願望は。…だろう？だから、終わりなんざ今から考えるのは無意味なこった。まだまだずっと続くんだからな。（　どうにも共感を得て貰えていないような感触にむ、と唇尖らせながらもふと気になった事を尋ねてみて、相手に笑みが見えるとちらりと満足そうにしては相手の頬に触れ、　）


おう、お前にいじわるしたくて、な。…は、噛まれるのが好きか。…ん？ああ、後ろが足りねぇって？（　魔力不足は事実だが早急に食わねば死ぬような状況は脱している故に口実でしかないのだと口元歪めて教えてやれば、食い込む犬歯に悶える様を見て態と少し誇張した指摘をし、相手の熱い吐息を感じれば愉しげに目を細めて先走り絡めた指先で蕾を撫でて、　）