青い君と赤い私【非募集】

>>807


…もし、お前が振り払っても、一度くれぇは掴み直してもいいか？…、…美しい俺、ねぇ…。ならば俺がお前を愛でる理由は何だろうな？…そんならもう一つ、…疲れてようが会いに来るのは実際難しくねぇのさ。だがなぁ、そんなんで適当になっちまったらと思うと、覗くだけで止めるってのを俺が来れない日に繰り返してんだ。自分優先でいいと言おうとお前が寂しがるのは分かってんだがよ。（　真っ直ぐ向けていた視線を僅かに揺らがせると此方に触れる手を掴んで改めて見詰め、満更でもない故に拗ねた様子でいたが、ふと相手の言葉を復唱してからちらりと視線向け、此方の話を信じてくれると分かると、安堵した様子を見せてからそれならばと加えて告白を続け、自分自身に呆れたように溜息吐き、　）応とも。だから寄り掛かるだけと言わず飛び込んで来てもこうして受け止めてやる。…よし。お前の提供する武器は十全に使いこなし、料理も美味しく頂くのが俺の役割、だな。（　肩の重みに嬉しそうに目元を緩ませ大きく頷いてはより一層腕に力を籠めて抱き締めて、照れながらも肯定されると満足そうに笑って軽く唇触れ合わせると相手の腰に腕を回し、くつりと喉を鳴らして、　）


物理でかよ！…ってのは今は置いといて、その状況に近い気分っつったら伝わるか？……、悦いってより反応せざるを得ねぇっつか、条件反射？みてぇな感覚ってとこか…。（　今深掘りする話でなくとも不穏な言葉に食い付かずには居られず口に出すも、一先ず咳払いをしてからこれなら理解してもらえるだろうと視線向け、警戒は残るものの相手の様子を見ているとそろりそろりと手は下ろされ、やや視線を彷徨かせてから呟くようにして言葉を切り出し、　）