青い君と赤い私【非募集】

>>828


…構わないさ。君がそうしたいと言うのなら、何も言えまいよ。……そうだな。全く、ままならないものだ。

世辞の方がマシだ。…世辞ではない等と言うから…、困る。……そう、だったかね？後、坊主と呼ぶな。元を付けても変わらんぞ。（　安い世辞であったのなら受け流す事も簡単なのにと目を伏せ、改めて指摘されると思わず首を傾げるも、呼び方に引っ掛かりを覚えた様でじとりと視線を向け、　）…、…。後悔しても知らないからな。（　ハードルを上げる物言いに思わず言葉を詰まらせては、同じく身を起こしてから僅かに躊躇いを見せた後促される侭に近付いては先に一言ぽつりと漏らせば、そっと相手の胸元に触れてからゆっくりと腹筋をなぞり、　）


…物好きな事だ。そこ迄言われると、否定する気もなくなるな。だが、埋められる物は幾らでもある。…しかと承った。何者からも護って見せよう。き、聞き返すな。二度は言わん。…、だが、君だけじゃ、ない。前も言っただろう、…私だって、好きでやっている。（　自分程度の物であればと双眸を細め、笑みに釣られて表情を緩めては相手の手を取り誓う様に手の甲に口付け、動揺する相手に遅れてやってくる羞恥心も合わさってすっかりそっぽを向き乍もぽつり、　）