青い君と赤い私【非募集】

>>891


いいや、お前を気にかけない何て事は有り得ん、絶対にな。そこだけは全く同じ考え方すんのな、…俺の場合は仕方ないと思っても引き下がるつもりもないが。じゃあ…、あれだ、お前の為に無理をするって言ったら？実際お前も冬木でそう言う使い方してきたしな。猛犬と言うからには戦いにおいての事だろうが、勇気は兎も角美しいとは言えんだろうな。…そう言う日が来るかもしれないと思いつつもお前なら傍に居てくれると思っちまう、ある種お前とは真逆だな。…ふは、駄目だな本当に、この沼はあまりに深く嵌まりすぎた。

…仮に、仮にだぞ？一旦俺が離れちまって、都合良くも帰ってきてもお前は許すってのかよ？だから、お前はどんだけ俺を上に見てんだよ、俺とて人並みだっての。ったく、そんな立派な人間じゃねぇっつってんだろが。

今の場合は寂しいって方のが問題だ。今思うと高を括り過ぎてたな、待っててくれるに違いないと思ってお前の気持ちまで考えれてなかった。あん？なぁに言ってやがる、俺も毎日お前に会いたいと思ってんだから、お前も会いたいと言ったって鬱陶しいも何も無いだろそいつぁ。…本当にお前にはこの手の精神攻撃…のつもりはなかったが、それに弱いのな。お前も愛でられるのには慣れてねぇか？

ま、そこは聖杯頼みだな。記録には残っていても反映してくれるかどうかだ。…本当にお前は俺のツボ押さえてるわ。可愛いよなぁ俺のシロウは。