月がこんなにも綺麗なのに

内心に誰も信用していなかったのだろう、私は。
…ヴォル。お前の忠義に感謝する。
私は…必ず力を取り戻してみせよう。

＿＿＿
という感じの私だ。お前の主人にして高貴なるベルハーシュカ。…今はベルと呼んでくれて構いはしない。お前の示しがつかぬだろうからな
愛想を尽かさずに置いてくれるのであれば、よろしく頼む。

レベイラ・ベルハーシュカ

見た目20代→12歳
身長175→135

由緒正しい真紅の月を司る吸血鬼の家系、その当主。
透き通るような白い絹肌、血のような真紅のショートヘア、月光のような金色の目。
闇に紛れ人を襲う低位の妖魔と異なり、月の下を赤いドレス揺らし堂々と歩き、獲物を選べば相手が嬉々として贄となることを選んでしまうほどの大吸血鬼、……だった。
力を失った今、絶世にして完成品であった艶やかな女体は、幼く未熟に変貌し。身に纏っていたドレスもまたベビードールかのように…。

生まれた時から王者であった故の尊大さを性格に持つ。
性的な経験としては、豊富であるものの、獲物を一方的に攻め、気まぐれに枯れ果てるまで吸い尽くすこと…のみであったため攻められたことがない。

力を失い退位を迫られた時、潔く消滅を選ぼうとしたが、有り得なかった最期を迎えたことで、恐怖心が初めて湧いてしまい。また一度逃れてしまったことから、内心に死を恐れるようになってしまっている。