[2756]ハク2019年10月8日 03:27
>>2754
「…そうか…ダッディ(父さん)か…」
ハクはロアの言葉にそう呟くとさっと背を向けた
その背中はただでさえ背の小さいハクがもっと小さく見えるくらい
どこか寂しさやもの悲しさを帯びていた
「俺には残念ながらここのやつらの親父になってやれるほど優しく出来ねぇ…
テメェ(自分)の身をテメェ(自分)で守れる手助けだけだ」
そして表情を引き締めたハクは周りの使用人に指示を出す
「30分後に食堂集合、今回の件はそのときに追って話す
全員解散!!」