[14] 眞白 玲央
母さん結婚するんだって 相手の名前は忘れたけど、普通のサラリーマンだったな 年は8つ下？だっけ 母さんって年下好きなんだろ 俺も酔った母さんに何度か迫られたことあるし… っと、話逸れた あー…、んで、再婚するのに俺が邪魔なんだと だから、父親のところ行けってさ (相手の何故今頃と言う言葉に、今朝母親から聞いた事情をそのまま話せば、ピッと相手の方に写真を滑らせ「それ、母さんから貰った。あんたの父親だ、裏に住所も載ってるから尋ねて行けって」と続け、アイスティーが目の前に置かれれば「どうも」と一応礼を述べて一口啜り ーーーー じゃあ、美紅の言葉に嘘かも知れないとは思いつつも一応信じていて、玲央も真実は知らずに、暫くして美紅に会う機会があってその時に嘘って知らされるって感じでもいいですか？ それから伝えるか悩んで、でもやっぱりって響生に真実を伝える…みたいな