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[10] ピーター・パーカー
勿論、着いてきて。
(振り返ったその顔に少しだけ驚いた様に目を見開くも、すぐに普段通りの笑顔で彼を手招きし。何せ日夜ヴィランと戦っているのだ。度胸は付いているし、何より人である彼だって怖がられるのは嫌だろうと。次に気になったのは相手の言葉で。自分の上司である彼は天才であり、社長であり、権力はかなり持っている筈、だ。それに対して躊躇いなく暴言を吐く相手。そういえばスタークさんも結構ぞんざいな態度を取っていた、と。どうやら先程乗って来たエレベーターは待っては暮れていなかったらしく、降りてくるのを待ちながら興味津々と言った表情で相手を見上げて)
にしても…あのトニー・スタークを野郎呼ばわりって…、あんた何者?