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[23] 右京
来ないなんて事は無いよ。こちらとしても数回だけでもあのやり取りは楽しいものだったしね。 さて、無粋な輩についてだけど…今は放置…、としておこうか。しかし数ヶ月も経って私達が忘れた頃に復讐にでも来たら面白くなるかなと思う。どうだろう? ーーーー 全く…アレは金を積まれても相手はしたくない類の客だね。てんでなってない。……隻、よくやってくれた。しかし侮辱されて黙っているのは私が許さないよ。君を雇っている私、延いては店が馬鹿にされてるのと同意だ。今度ああ言う輩が居たら私が出てくる前に済ませる事。 (背後から骨を打つ鈍い音、複数の蛙が馬に踏み殺された様な呻き声が響くも振り向かないまま。その声に彼の物が混じっていないことだけわ確認しつつ、自分の店の前に到着して初めて彼の方を振り返り。こちらにやって来る彼は傷一つ負っておらず、清々しい程いつも通りだと。「覚えてろ!」なんて有り体な負け台詞が飛んでくるもはて、と首を傾げるのみで。此処は独自の法が働く無法地帯。殺されず放り出されるだけでもいい方なのだと。彼の方を見、視線を絡ませると一度は褒め、そして次には忠告を。本心はただ相手が馬鹿にされるのが嫌なだけなのだが…、それを言うには少し周囲に人が多すぎると。店を理由に今度からは反撃するようにと)

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