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[25] 右京
厄介な後ろ盾、と言うと商売敵とかがいいかな。勝手にライバル視されている大店の頭、なんて無駄に権力を持っていそうだし、付き合いもある。紹介状でも書かれたら無為に出来なさそうな気がするよ。 …しかし復讐、となると指名はやっぱり私かお前になるのかな。他の子に酷いことをされるよりかはマシかも知れないけど…。 ―――― そうしておくれ。…では、私は仕事に戻るよ。 (彼はどうやら納得してくれたらしく、今度からは対処してくれると言う。楼主である自分の気持ちを優先し、尊重してくれる彼は酷く可愛くいじらしく思え、そしてやはりその尻にぶんぶんと振り回される尻尾が見える気がしてしまう。店の中、元いた部屋に戻って心配した様子で掛けてくる書記に対して「うちの番犬は今日も優秀だ」なんて冗談を漏らし。外での1件もあってか客の入りは普段よりも良く、その分裏で不満を漏らす女郎を宥め、尻を叩きながら夜は更けていき。) ……あぁ、高瀬様。では、私の部屋にどうぞ。 (ふと、一頻り話して満足したのか、楽しげに帰ってきた老人に声を掛け、自室へと。自分で縄を噛み切り脱走しようとして居た子犬を間一髪で捕まえ、事情を説明して。二つ返事で了承してくれた彼に子犬を託し、無事送り出すことに成功して。今日はこれ以上大きな出来事も無いだろうと一息吐いて)

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