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あんたにだけだから、そう悪いもんでもないさ。旦那もそうなら、すごく嬉しい。ただ、会話の流れ的に最悪な場面で呼ぶ事になる可能性もあるなと戦々恐々としている。 あー、女共が行為に慣れてるのと同じで、痛みに慣れてるってだけだから、そう気にせんでくれ。あいつらに慣れなくていいなら願ったり叶ったりだが。 完全にお節介だな。まあ、俺にとっては進展出来るような助言をくれる相手、になる予定だ。代わりに俺もあんたもだいぶ振り回される事になるだろうが……。 ── (振り返らずとも誰なのかわかりきっている足音に、ああ起こしてしまった、と申し訳なく感じながらも、何故彼が自分を追ってくるのかまでは考えが及ばず。本来楼主が追いかけてくるならば立ち止まるべきなのは承知の上だが、立場も理解せず触れようとしてしまった己の軽率さを思えば、面と向かって顔を合わせられる気がしなくて、更に足を早めようとした瞬間、背後から足音が消える代わりに何かを打ち据えたような音が聞こえ) ──っ、旦那!大丈夫か!? (彼が足を取られたのだと瞬時に把握し身を反転させ相手に近付き、緊急事態ゆえに関係云々も頭から吹っ飛んで、焦った顔で膝をついて相手を助け起こそうと両手を伸ばし)

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