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[9] カイン
(抱き着いて来た事で感じるマスターの自らとは違う温かさに理由も無く安心を感じていたが、覗き込んできたその瞳に否応無く自らにとって最も忌むべき記憶が脳裏に浮かび上がり、血が流れ落ち命が零れ落ちる弟の姿を自然と重ね合わせてしまい) ……英雄ではないものを…? 貴女の求めるものに応えられるかは分からない、だが望まれれば応じよう。 (マスターの放つ言葉がイマイチ理解出来ずに首を傾げるが、自らを求めてくれるのならば出来る限り応えようと、さらけ出された様な歓喜の表情を目にして笑みを浮かべ、体温を求める様にマスターを抱き締め返して) ああ…マスター、共に聖杯をこの手に。 そして貴女の無事も望もう。 /こちらこそだよ、マスター。確実に勝とう。

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