表示設定を共有できる[みんなの表示設定]を実装しました。オススメの表示設定を絶賛募集中です。

[393]   エミヤ。  
>>392 嗚呼、残念ながら、君を化かし続ける事は出来なかった様でな。…ふ、くくっ…。そうか、ならばそうしてやってくれ。…、分かった。その、今は難しいが…いつか、君の気持ちを全て受け入れられる様になりたいと、思う。君に時間が無い事は理解している。だから、今は君のするべき事に専念すればいい、…私の我が儘は、その後にでも、聞いてくれ。……その言葉だけで、十分だ。…約束もあるからな。( 嬉しそうに笑みを浮かべる姿に釣られて表情を緩めつつ、狸との表現に冗談っぽく肩を竦め、やはり諦める様子の無い相手に思わず吹き出すも、恐らくどれだけ嫌がろうともいつかは許してしまうのだろうと思えば、ついつい喉鳴らし、すんなりと納得した相手に安堵しつつもその程度ならばと頷きつつ、今でなくともいつかはと視線を向け、頭を撫でる手に擽ったさと心地良さを覚え乍も相手の言葉に軽く左右に首を振ってはぽつ、と呟き、強く繰り返される言葉に目元を緩め、頬を寄せる相手に顔を上げて少し距離を取っては応える様に頬に口付け、 )私が君なしでいられなくなってしまばいい、と言う辺りから。…、この現状も、都合の良い夢の様だと言うのに。( 素直にぽつり、と答えてはまたまじまじと相手を見詰め、 ) はっ、ぅ…。クー、もう、…。( 溜まっているものを吸い上げられる感覚にふる、と身を震わせてはすっかり熱を孕んだ吐息を漏らしつつちらと相手へ視線を向け限界が近い事を伝えては、相手からの許可でも待つ様に声を掛け、 )

お名前:残り文字

本文:残り文字

[下書きを保存] [下書きを復元] [メモ帳に保存]