[396] 　　クー・フーリン　　
>>393 化けの皮を剥がせばお前も可愛い人間だと分かっちまったしな。…？…おう、もう一度、今のお前のように甘やかしてやっからな。ああ、その為にたっぷり可愛がってやるとするか。…、お前は本当に御人好しだな、いや、それもあるが、そんだけ俺を好いてくれてんだと自惚れていいんだな？今度ちゃんとその我儘聞かせろよ。…お前の傍に居るし、約束も守る。だからお前もそうしろ。（　相手の表現真似るようにくつくつと愉快そうに目を細めて相手を見詰め、自分としては普通の事を言ったつもりが何が可笑しいのかと首を捻るも大きく頷いて相手の額に口付けて、叶うかは別として相手がそのような希望を抱いているだけでも嬉しい進歩だと口元緩めて冗談めかし、此方の非でありながら首を振る相手にふ、と息を吐けば薄く笑いながら口付けを返し、　）ああ？…むしろ其処が本音で、足を切り落とすってのが冗談なんだが。都合の良い夢じゃなく現実だろうがよ。（　どうにも此方の本気が伝わりきっていない様子にぽりぽりと頬を掻いて、　） ん…、はぁ…っ言ったろ、がまん、だ。（　粘りはあるものの魔力の甘い香りについ夢中になりかけていたところに限界と知れば、途端に口を離してはにやりと口角少し上げつつ、自身の唾液に含む魔力でも馴染ませるように親指の腹で鈴口を撫でるようにして弄くり、　）