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[428]   クー・フーリン  
>>427 あ?自惚れも何も事実を述べてるだけだ、俺が甘くなるのはお前だけだぜ。…慈悲深い、ねぇ…、森の賢者補正かなんかかね?( はて、 )今更何を言ってやがる。それとも何か?言われ足りねぇか、俺の最愛の、旦那サマ?っつってな。( けら、 )そうでなくとも離れねぇっつってんだろ、心配性め。( ふ、 ) 此処まで来て強情な野郎だな、ま、そういうとこも好きなんだかよ。…それは分かってんだがよ、こうして誰かに身を委ねるのが心地好いなんて、俺は知らねぇ。いいんじゃねぇの、別に、俺だってお前をこうして独占してんだ。( 弱まろうが断固として最後の薄皮一枚だけは触れさせない姿勢にくつくつと楽しそうに笑い、何となく宥められている感覚にカッと一瞬羞恥抱くも己を誤魔化すように少し背を丸めて相手の背中の布を握りながら胸に顔を埋めてぐりぐりと押し付け、未だに独占するのが強欲等と口にする相手に呆れたように笑って肩を竦め、 )そうさな、道を外れないよう導くことは出来るだろうが、一般人として人間性を説くのは厳しいとこだな。…そう言われちゃ災厄が訪れるのを望んじまいそうだ。ま、冗談だが。…なら、その、あれだ、お前の意思の強さは分かっている、分かっているが、俺がお前を求めていても応えるつもりはねぇのか?( 此処には人間らしい人間はごくわずかであること思えば、初めから人智を越えた自分が出来るのは知れていると苦笑しつつ、相手の口から素直に寂しいと口にされては困ったとばかりに頬を掻きつつ、冗談とは言いながらも割と嘘でもない心情ぽつりと小さく吐露し、我ながら未練がましいと己に対して溜め息吐き、己の矜持に邪魔され言葉詰まらせながらも本心としては諦めきれぬと葛藤するようにがしがしと頭を掻いた後に、相手をじ、と見詰め、 ) ん…、ああ、…ッ?!…っ、く、ひ…ッ!や…めろ、なに考えてやがる…っ。( ゆっくりとは言え一緒に胎内で捏ねられる感覚は紛れもなく快感でありその言葉には頷きそうになるが吐息と共に相手の声が鼓膜揺らせばびく、と硬直し、耳の縁に舌先這えば相手の腰を支える指先に力は入るものの堪え、しかしそれで済むことなく何処か淫猥な水音と共に侵入する舌先に極小さな悲鳴上げ、身震いしても止まぬ背筋を何かが這い回る感覚にじわりと先走り滲み、逃れようにも相手の腕に絡め取られては悪態吐くしかなく、 )

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