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[43]   エミヤ。  
>>42 …。確かにランサーとは相性が悪い。本来の、アーチャーとしての私の戦い方で無い限り、正面から宝具を打たれては勝算も低いだろう。だが、だからと言って屈しはしない。君を欺いてでも遣り返すさ、私ならば。( 持ち得る最強の盾では防ぎ切れず、元より視界に映る範囲の矢は加護により余程の事で無ければ当たる事も無く最悪の相手と言っても過言では無いものの、やはり強気な様子で双眸を細め、 )…。私はこんなにも、君に触れたくて堪らないのにな。…だが、駄目と言われてしまったからな。大人しく諦めるとしよう。( 拒む相手に対しそれならば、と軽く額を合わせるだけに留め吐息掛かる距離で告げるも、そちらから断ったのだからと言わんばかりの調子で身体を起こせばその侭立ち上がり、 / え。 )…、杖を握っている所為か、君はランサーよりも手が綺麗だ。ごつごつした手では無く、滑らかで整っている。それに、白いこの指先でルーンの光を灯す姿はやはり神秘的だろう。綺麗と一言に纏めてしまうには、惜しい程に。( 手を引っ込められては大人しく手放すも、ふむ、と目を伏せ考える仕草を見せたのも束の間、一度口を開けば止まらないと言った風に言葉を並べ、 )──よし、忘れ物、と言う程の物は無いな。行くぞ、クー。( 食器を洗い流し一通り片付けてから唯一の荷物と言っても過言では無い犬の縫いぐるみを入れた袋を持ってはさて帰りにカルデア内で見つからない様に移動出来るかと考えつつ、一応一声掛けてから扉を開けてエレベーターを使いフロント迄向かい、 ) 私はそのアジア人なのだが?…、分かった。では言い換えよう。白い目で見られるのは私が後免だ。無理に隠す必要は無いと言ったが、自重が出来ないのなら外で触れるのは今迄通り無しだ。( あくまでも気にしない、と言う相手に対し眉根を寄せては深く溜息を一つ吐いてから言葉を変えて念押し序に警告を加えてじとり、 / oh。 )

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