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[435]   エミヤ。  
>>434 そう、か?…確かに、私に世話をされるよりも、彼女に気にかけてもらった方が彼も良いだろう。彼女や君達の方が、彼の事をよく知っている事だし。( きょと、と不思議そうに視線を向けるも、よく考えればと頷き、 )…手離せないから、困っている。私から振り払う事は、出来ない。( 目伏せ、 ) …そう言うのは、卑怯だ。君にされる事で、嫌等と言える訳がないだろう。…、…そうだな。独占したい。多くの人々の英雄であるクー・フーリンを独占する事は出来ないが…、今この腕の中にいる君だけは独占しても構わんのだろう?…、…君といると、どんどん我儘にさせられる。もっと、と欲しがってしまう。( 擽ったげに睫毛を揺らしては手を振り払う事も出来ずに渋々と視線を向けては諦めた様にすり、と控え目に掌に擦り寄り、熱を冷ます仕草に不思議そうに眺め乍も相手の解釈に自分も意識はしてなかったとは言え考える様に目を伏せてからぽつ、と呟く様に告げては首を傾げ、頬を摘まれて相変わらず不満そうな顔で、それでもと素直に吐露し、 )私は殺す事でしか救えない。それしか、私に出来る事は無いからな。それとも、キスの一つでもしてやれば目を覚ますかね?…、…それでも、私は。道具として在らなければならない。それが世界との契約だ。そう望んでしまうのは、私の欲だ。私が、こんな温かな場所で…幸せでいて良い筈もない。( あくまでもその手段しか取れないのだからと肩を竦めては、ふと冗談混じりに指先で唇を撫で首傾げ、反発の言葉に双眸を細めれば否定も肯定もせず諦めた様に顔を逸らし、溜息を漏らす相手に一度口を開くも、直ぐに噤んでしまえば変わり様が無いと目を伏せ、向けられる視線に戸惑い乍も脳裏に過ぎる人々の声に僅かに表情を歪め、 ) や、ひっ、あッ!ぁっあァ、おく、やぁっ…!くぅ、あっ、はぅッ。( 耳元で囁く声に止める間もなく奥を突き上げられては声が裏返り、幾分か滑りも良くなり体勢にも大分慣れてきたとは言え繰り返し奥をノックされては更に奥が開かれてしまうのではと言う恐怖とすっかり好き勝手荒らされる事にも慣れてしまった身体が快感に反応し、離すまいとばかりに性器に絡み付き締め付け乍もすっかり身体の力も抜け必死に縋りついて漏れ出してしまう声を少しでも抑える様にと肩に顔を埋め、 )

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