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[494]   エミヤ。  
>>493 恋人、だから…。ならば、応えなくてはならんな。…愛おしいのは、君の方だ。( 言われて漸く理解したと言った様子でじっと相手を見詰めては、ふと表情を緩めると頬に触れる指の背にそっと口付け口元に笑みを浮かべ、離すまいと言わんばかりに抱き締める腕の力に堪らず愛らしさを覚えて頬を擦り寄せ抱き締めては、背に垂れる青い髪に指を通し、 )だ、からっ!からかうなと言っているだろうッ。大体、可愛い訳があるかっ。んむ、…。意地の悪い私は嫌いかね?( 無遠慮に撫で回す白い手に驚き隠せず言葉を詰まらせるも当然の如く振り払っては乱れた髪をその侭にじとりと視線を向け、頬を引っ張られる感覚に僅かに眉根を寄せるも、手首を掴み離させては序とばかりに掌に口付けを落としちらと視線を向け、 ) 心臓の、一部…。…、それこそ、私には勿体無い言葉だろう。…唯、そう思ってくれる事は、とても…嬉しい。…、君は、私を過大評価し過ぎだと思うのだが。…その、……あり、がとう。( 肩を掴まれたかと思えば真っ直ぐに向けられる視線に目を見開き、自らの身には分不相応だとは思い乍もそれ以上に満ちる喜びにぽつ、と思わず言葉を零し、まさかその侭言葉を返されるとは思わず目を瞬かせ、薄らと目元を染めて視線を泳がせてはまず否定の言葉が先に出るも、素直に感謝の言葉を告げ、 )…、物好きめ。全く趣味が悪いぞ、君は。…む。君が大事なのだから、優しくしたいとも、思うだろう。( 頬に触れる手からも確かな気遣いを感じてはそっぽを向いていた顔を戻し自分の事乍と呟くも、控え目にも掌に擦り寄り目を細め、自分の中では当然の事であっても自らに同じものが向けられる妙な気恥ずかしさに戸惑い乍ふいと視線を逸らし、 ) あっ、んっ、んん…ッふ、ぁ…んっ、ンんっ…!( 変わらず性器が擦り合う度に脱力してしまいそうな快楽と、卑猥な水音に全身を犯されている錯覚を覚え乍も求めたものが与えられてはその幸福にまたとろりと理性を溶かして無我夢中に口付けを返しては、鈴口を弄る指先に漏れ出す悲鳴が口内に消えてゆき、既に高まっている身体は限界が近いのだと僅かに逃げる様に腰を揺らすも弱々しく互いの性器を握る手は離さずに、 )

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