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[540]   エミヤ。  
む…。母親のつもりはない。当然の心配だろう。…お帰り。クー。( ふ、 ) >>539 ランサーならまだしも、キャスタークラス相手では何をされるか分かったものではないからな。…なら、その分だけ私も返さなければな。溢れる程の、愛情を。ん、…。無論、自ら引き摺り込んだ獲物を取られない様に、な。記憶がなくとも、か…。それはそれで、何とも不思議なものだな。( 煽られればならばやってみろと意地になる所をぐっと堪えてはふん、と軽く鼻鳴らし、重なる掌の感触にふと表情を緩めては軽く唇を触れ合わせぽつり、お返しとばかりの甘噛みに睫毛を揺らすも、逃げる事なくは、と吐息を漏らし、するりと相手の首に手を回しては控え目なリップ音を立て口端に口付け、いつか遠い日の光景を想像する様に目を閉じ思わずくつり、 )嗚呼、…まるで、私だけの猟犬、だな?…それでも、いつ、何があるか分かったものでは無いからな。( 自らの事だからこそある程度想像出来た様で、ふと口元緩めてはするりと首元を撫で首傾げ、髪に通る指先の感覚に感じ入る様に目を伏せて心地良さげに擦り寄り、 ) まさか。私に崩される様なものではあるまいよ。君はいつだって美しい。…確かに、そうであれば良いとは思うが…。納得する理由、があれば良いのだろう?それに、忘れて欲しいと言った所で、結局は君次第だからな。( それはないとばかりに左右に首を振っては、親指の腹で目尻を撫で微笑み、幾ら言い聞かせた所でどうにか出来るものではないと考えた上での事だと緩く首を傾げ、 )んむっ、…。謝っただろう。…偶には素直に受け取ってくれても良いと思うのだが。…… 付き合っている、等と思った事はないと言うのに。…私?…、我慢はしていない。何処迄許されるのかと計る事はあるが、君が居てくれれば、それで満たされている。( 両頬を引っ張られては僅かに眉根を寄せやや乱暴に手を掴んで払ってはじと、否定がないと言う事はと考えるものの続く言葉に少し拗ねた様に呟き、問い返されるとは思わず目を瞬かせてはそれは無いと左右に首を振り、 ) そ、れは…。っ…!ま、まずは服を着たまえ。( 焦っている様に見えるのかと視線を泳がせていたが、こちらを覗き込む赤い瞳と目が合うとまた肩を揺らして耐え切れずに相手の格好を指摘してそっぽ向き、今は目の毒だと目蓋を閉じ、 )

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