表示設定を共有できる[みんなの表示設定]を実装しました。オススメの表示設定を絶賛募集中です。

[542]   エミヤ。  
>>541 …なっ、…。だから無しだと言っただろう。君も了承したではないか。何だ、いらなかったのかね?…それとも、私では物足りないか?…、既に引き摺り込まれてしまったも同然だ。君の、腕の中に。…チームを組む事…か。嗚呼、それはいいな。君の戦いぶりを間近で見られる。( 相手の言葉に思わず目を見開いては眉根を寄せ先程撤回したばかりだと指摘してはじー、と視線を向け、特に振り払う事もなく相手にされるが侭に任せては、ふと双眸を細めて首傾げ、ぱち、と目を瞬かせるもふと笑みを浮かべるとまたリップ音を立て鼻先に口付け落とし、今でも似た様な事はあれど記憶を全く持たないのなら相手の戦いぶりに見惚れる事もあるだろうと目元緩め、 )私も似た様なもの…では、あるな。召喚された場所には、いつも君の顔がある。いいや、不満等ないさ。…、君に遠慮は不要だろう?( 幾人か気にかける相手はいるもののこう迄繰り返し巡り会うとなると気にしないではいられないと戯れに指先絡め、マッサージでもする様な手付きにほう、と思わず息を吐き、ちらと視線を戻して緩く首を傾げ、 ) …恋は盲目とも言うからな。私は、君が一番だから。…君なら、幾らでも忘れさせてくれる相手が見つかるだろうよ。( 言われてみればと我が事乍くつりと喉鳴らし、擦り寄る相手に頬を撫でて額に口付けを落とし、頬に触れる手に控え目に擦り寄ってはぽつ、と独り言でも呟く様に、 )なら良い。毎度頬を引っ張られては堪ったものではないからな。…無論だ。君が求めてくれるのなら、何度だって…君に触れたい。…、…それは出来ない。それに、満たされているのは事実だ。君が居てくれる事が、本当に…、私には、勿体ない幸福だからな。( こちらも大人しく手を離し、毎回この調子では困ると頷き、控え目とは言えしっかりと聞こえた様で真っ直ぐ視線を向けては一瞬躊躇いを見せたものの、する、と頬を撫で、提案には悩む仕草こそ見せるもやはり答えは変わらないと左右に首振り、今でも充分以上に幸福なのだからと目元を緩め、 ) 誰が生娘だ戯け。…、……。( 視界で遮ってはいたものの相手の言葉にしっかり不満を示しては、うっすらと目蓋を開けば礼装を纏っている事に小さく安堵の息を漏らし、しかし目を合わせれば赤い瞳にまたぶわ、と羞恥心を引き摺り出される様で数度口を開閉させて直ぐに目を逸らし、 )

お名前:残り文字

本文:残り文字

[下書きを保存] [下書きを復元] [メモ帳に保存]