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[55]   エミヤ。  
>>54 生前からの性格だ。用心深いに越した事は無いし、ましてや何も知らない敵のサーヴァントの話を大人しく聞けと言う方が無理な話だ。…、そうだな。仮に、私だけが覚えていたとしても、君にもう一度その関係を望む事は無いだろう。( 一度責任転嫁してしまえば吹っ切れたのかうむ、と頷き、ただ敵として刃を交えいつしかは互いに姿を消すだけでそれ以上を求める事は自分である以上皆無と言っても過言では無いだろうとぽつり、 )…まさか。君が嫌がるのなら、止めようとは思っていたが。( 唇をなぞる指先にもう一度口付けては、ふと双眸を細め笑みを浮かべ、許可は貰ったとばかりに頬を撫でていた手を首筋を辿って下ろし、その侭胸元を撫でては軽く唇を触れ合わせ、 )…、私は嫌だと言ったぞ。……なのに、君があんな事を、…言うから。…耐え切れる訳、無いだろう。( 相手が傍にやって来れば、姿こそ霊体の侭だったがその場から動く事は無く暫し無言を貫いていたものの漸くぽつ、と切り出すとその侭途切れ途切れに言葉を紡ぎ、 )譲れないものはあると言うだけだ。…道案内以外…、といわれてもな。その場所迄案内して欲しいと言われた以外の事は無い。君がいるので断ったが。( あくまでも認めない様子で言葉を返し、相手の言葉にはてとまた首を傾げては、文字通り道案内を頼まれたと言う以外の認識は無く疑問符を浮かべ、 ) …、…。…君が、そうしたいと言うなら。( 相手の言葉にぱち、と目を瞬かせてはバツが悪そうに視線を逸らし、喉迄出かかった言葉を呑み込んでは望むのであれば止める事は出来ないだろうとぽつ、 )

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