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[564]   エミヤ。  
>>563 …君は、優しいからな。君と、一緒なら…どこ迄でも、溺れられる。…、君の温もりを知ってしまったら、もう離れられそうにない。( 否定こそしないものの同じと言う言葉に肯定する事も出来ずに曖昧に笑みを浮かべ、自分ばかりがと思えば拒否の姿勢を見せていただろうと考え乍ふと表情を緩め、頬を寄せる相手に安堵の息を吐いては、此方からも擦り寄り離れ難い温もりに心地良さ気な様子で、 )んっ、…。…物足りないと言うのなら、幾らでも。( 小さく響いたリップ音に思わず熱を孕んだ吐息が漏れ出し、触れる唇が擽ったく目を伏せ柔く青い髪を掴んでは耳に唇を寄せ同様に小さくリップ音を立て口付け、 ) …にゃあお。ん、…。嗚呼、どうし様もなく、嬉しい。君に、そう言ってもらえる事が。( 獲物、と言う表現に双眸を細めては頬を撫でる掌に擦り寄り返事の代わりに猫の真似事を、肩に乗る重みに目元を緩め、青い髪に指を通し嬉しそうな様子で、 )!…勿論、解毒薬もある。直ぐに両方準備しよう。…そのつもりは無いが、それはそれで、悪くはない。…、…駄目な時は、駄目と言う。それに、…君になら、少しぐらい、その、…甘えてみても、許してくれるのでは、ないかと…。( 頷きこそしないものの、了承したも同然の言葉にぱっと表情を明るくしては、早速気が変わる前にと使う機会こそ無いだろうと思い乍も保存しておいた霊薬を二種類取り出し、それはそれでと笑みを浮かべて撤回する様子もなく双眸を細め、意外そうな様子に視線を逸らししては段々と言葉尻萎ませ乍も相手の表情を伺う様に、 ) ──……。( 自分で行った事とは言え、人目のある所で言う後悔と共にこうして送り出され帰るべき場がある事の喜びを覚え乍も気を引き締めなくてはと深呼吸を一つした後、ゆっくりと中央管制室へと足を踏み入れ、 )

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