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[590]   エミヤ。  
>>589 …なら、君にもっと、と欲しがってもらえる様な相手にならなくてはな。( 控え目とは言え相手から擦り寄られては思わず目元を緩め、気持ちが通じ合い結ばれてもそこで終わりではないのだからと頷いては双眸を細め、 )どうにか…?…、まあ、分からなくはないがね。客観的に考える事は悪い事ではない。( ふむ、と考える仕草を見せては自分も思い当たる節はある様で否定はせず、ならば止める理由もないかと納得した様子で、 )これは私の我が儘なのだから、世話の内にも入らないがね。…!嗚呼、私から言った以上、君を満足させてみせよう。( あくまでも我が儘なのだからと首を捻るも、あっさりと了承が得られた事にぱちくりと目を丸くし、遅れて椅子から立ち上がれば事前にと柔らかいタオルや普段は使う機会のない洗顔料を取り出し、手入れが出来る喜びにそわそわと喜びが隠し切れない乍にも相手に続いて風呂場へと足を運び、 )ん、…ふ、んぅ、…。( 待ち望んだものが差し挿れられてはそれだけでも心地好く蕩ける様な錯覚を覚えるも、直ぐにもっとと強請る様に舌先絡めては挨拶代わりとばかりに舌裏を撫で、 ) ──…。そうだな、そうさせてもらおう。マスター、アイリスフィール、私は一足先に失礼するよ。( 見慣れた管制室に何事もなく帰還する事の出来た安堵の息を吐いては、軽く押される背中に相手の心遣いを感じてマスターである少女と母に近しいその人に一声掛けて踵を返し言葉通り真っ直ぐに最愛の相手がいるであろう自室へと向かい、 )

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