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[661]   エミヤ。  
>>660 それは、…愛しいから、だろう。…、寂しい…か。…参ったな、君の不安を取り除ける様にと、言ったつもりだったのだが。…すまない。( 逆に聞かれるとは思わず目を瞬かせるも、この答えは迷う筈も無いと頷き、相手の言い分にもまた一理はある為否定出来ず、そっと相手の頬に触れては苦笑し、 ) 欲が出るだろう?…一度が許されたなら、もう一度、と。それに、私の一番の我儘は…君に幸せになってもらう事、だ。…穢れ、か。確かに、一度取り込めばあっと言う間に広がる、という意味では間違っていないやもしれんな。さてな。半年か、1年か、何年も先の事か。…それは分からんよ。( 一つ零せばもう一つ、そうなるぐらいならと双眸を細め、結局自分の一番の我儘は変わらずに相手の幸福なのだと視線を上げ見詰め、穢れ、と言えば朧気な冬木での記憶が燻り、頬に刻まれていたひびをなぞる様に自らの頬に触れては、存外的を射ているものだと頷き、どうすれば納得出来るか等自分でも未だ分からないのだからと肩を竦め、 )くッ、…も、…は、ああッ…。( 幼い身体の、その小さな口に吐き出してしまう事に抵抗が無いと言えば嘘になるがそれをも勝る劣情に堪らず背筋震わせ、紅潮する頬はまるで必死に縋っている様だと頭の片隅に思い乍奥深く貫きたい感覚を堪える様に片手はシーツを握り締め、敏感な鈴口擽られてはふと耐え切れずに軽く突き挿れる様に腰を浮かせて相手の口内へと白濁液を吐き出し、 )……、……君が、したいと言うなら。…ここにも、君の痕を、残してくれるか…?( 残った噛み跡を撫でる指先に思わず身を震わせ、はくはくと何度か口を開閉させた末にぽつり、と切り出しては服の上から軽く自らの腹部を撫でちらと視線を向け、 ) 私の傍でも、幸せそうな顔をしてくれるのだと、思ってな。……、…やっぱり物好きだ。姿形、か…。君が好きだと言ってくれるのなら、…まあ、悪くない。( 様々な表情を見てきたものの、今迄とはまた違った特別な感覚に嬉しそうに表情を緩めては頬を寄せ、また否定すれば言葉を重ねてきそうだと視線を逸らし逃げる様な素振り見せるも、こんな身体でも相手が肯定してくれるのならとふと思い至った様にぽつり、 )

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