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[682]   エミヤ。  
>>681 …それはまた、難しい話だな。かと言って、自分のことを蔑ろにしているつもりもないのだが。了解した。いつでも、存分に甘えたまえ。( 背中に触れる手に促される様に視線を上げるも困った様に笑みを浮かべ、擦り寄る相手の髪に指を通しては愛おしむ様に額に口付けを落とし、 ) それは、…我が儘ではないだろう。それに、それではまるで、プロポーズだ。…あの時も、そうだったのかと思うと、少し泥被りの私が羨ましいな。嗚呼、…今更、逃げられる筈も無い。…何度か、君から離れようとした事はあった。結局、戻って来てしまったがね。( 我儘と言うには優し過ぎる言葉だと眉を下げ困った表情を見せてはそれは間違っていると見詰め、交わされた約束に嬉しそうに双眸を細めては記憶こそ朧気ではあるが泥を被った時も同じ様に殺されたのだろうかと考えては思わずぽつり、絡まる指先を見詰めてはこの際だと告白しては相手の表情を伺い、 )…、…たわけ……。君には振り回されてばかりだ。( 開いた口には確かに吐き出した筈の物はなく、唖然とする中でも身体は素直なもので、小さな唇が性器に触れると思わず肩を揺らすも硬直が解けたかの様に深い溜息と共に呟いては、投影したタオルを消してしまうと相手を抱き上げ振り回された事への八つ当たりとばかりにぐりぐりと小さな身体に頭を押し付けてはぽつ、 )わかっ、た…。っ、く…。( 上半身だけを晒す状態は妙に気恥ずかしく視線を逸らし、普段人の手が触れる事のない箇所へ食い込む歯に息を呑み、目を伏せ耐える様に下唇を噛み、 ) …いつだって、私は君のもの、だがね。それは随分と危ない所だったな。褒め殺しなんて、今の状態より生き地獄だ。( いっそう身を寄せる様に軽く相手の上着を引っ張り乍どれだけ離れていようとそればかりは変わらないと目を閉じ、霊体化をして脱兎の如く逃げ出す自らの姿がありありと思い浮かんでは我が事ながら思わず苦笑を浮かべ、 )

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