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[684]   エミヤ。  
>>683 自分から…?…私は、君が会いに来てくれる時が、幸せだ。だから、ここで待っているのが、幸せだ。…嫌だったか?( 幸せ、と単語を脳内で繰り返せば、少なくとも自分の考える幸せは満たされているのだと双眸を細め、離れてしまう温もりを名残惜しく思いながらも底無しは嫌なのかと首傾げ、 ) …その我儘は、もう少し後に取っておくべきだと思うが。セイバー?……、嗚呼、そうか。あの私は彼女に仕えていたのだったか。…理由、か。思い出は、出来るだけ綺麗な形で残ると良いな、と。そんな所か。( 永遠を誓い合う儀式など、到底自分には勿体ない様に思えては今必要な事ではないだろうと目を伏せ、そう言えばと反転した騎士王の姿を思い出すと朧気な記録が形作り懐かしむ様に微笑み、言ってしまったのだから隠す必要もないかと適当な言葉をぽつりと零し、 )…、遠慮をしているつもりはないのだが…。…私は、君と中で繋がりたい。( 大した力でないとは言え耳に歯を立てられると思わずぴくりと肩が揺れ、それを誤魔化す様にぐりぐりと頭を押し付けてから不意に顔を上げると尾てい骨の辺りをする、と指の腹で撫でては額に口付け落とし、 )ぁ、…否、そう言う訳では…。私は大丈夫、だから。( 下唇に触れる指先に閉じていた口が自然と開き、態々訴える程の痛みはないのだから気にしないでほしいと左右に首振り、 ) 身体と時間…。…、そうだな。出来るなら、欲しいものだ。………嗚呼…。本当に、良かったよ。生き地獄を見る前で…。( 普段は気に留めていなかった事ではあるが、長く傍に居られるのならと微睡みの様な心地に頬寄せ、たらりと冷や汗が零れ落ちる感覚に心底安堵しては今後はそう言った話題は避けるべきだと認識を改め、 )

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