表示設定を共有できる[みんなの表示設定]を実装しました。オススメの表示設定を絶賛募集中です。

[688]   エミヤ。  
    >>687 嗚呼、それならいいんだ。なに、私は無理などしないし、余り心配しないでくれ。…温かいのは、君の方だと思うがね、光の御子。( それならと頷いては、満足気に笑み、擽ったいと睫毛を揺らし、太陽の如く照らすのはそちらだろうとくす、 ) 縁…なら、あるじゃないか。この、心臓、に。…そうであっても、君に殺される事に、価値がある。そこに情がなくとも、私はきっと満たされるんだろう。…理由は色々あるが…、結局の所、私が寂しいんだ。…自分で離れようとした癖に、我ながら、随分と間抜けだろう?( 諦めた様子のない相手に僅かに眉を下げては無理に縁を作ろうとせずとも穿たれた傷があるではないかと自ら胸元を撫で、情がなくとも今の自分であれば何よりも満たされるだろうと目蓋の裏に思い描く様に目を閉じ、そこ迄聞かれるとは思わずぱち、と目を瞬くも悩む様な様子を見せた後可笑しな話だと笑い、 )…勿論。注いでも零れ落ちない様に、な。( 先程迄解していた為か柔らかく受け入れる胎内に加えて強請る様な物言いに気を良くして双眸を細めては、目蓋や頬、額、鼻先へと愛おしむ様に口付けを降らしながら人差し指で入口を広げ、隙間を作ってゆっくりと挿入してゆき時折胎内を解す様に関節を曲げて戯れに奥を小突き、 )っ、ん…。嗚呼、…君の痕が、欲しい…。( 食い込む歯にふるりと身を震わせ、自ら強請る言葉を告げる事に抵抗はあったものの僅かでも残るものならとくしゃ、と青い髪を掴み熱を孕んだ吐息を漏らし、 ) …傍に居たい。許される、内は。…どちらにせよ、不要な事に変わりはないだろう…。教えてくれなくていい。( 密着する身体から感じる温もりに手放すまいと片手を背に回して控え目に胸元に口付けてはぽつりと呟き、それこそ不要なものではないのかと溜息混じりに左右に首を振っては教えなくていいと念押しし、 )

お名前:残り文字

本文:残り文字

[下書きを保存] [下書きを復元] [メモ帳に保存]