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[745]   クー・フーリン  
>>743 そうだな、そうされると引っ張り出したくなる。そんなもんは疑っちゃねぇさ、ただ細かい所まで全部聞いてやりてぇんだ。俺は嫌じゃねぇがお前はいいのかって思っちまうんだよ。…逆に照れ臭くなりそうだが、まぁいい、勝手に口から出てくるだろうさ。( 自分の性質をよく理解している物言いに此方もくつりと喉を鳴らし、確かに言葉に偽りはないのだろうとは思うものの欲しているのはもっと細々としたすぐに消えてしまいそうな部分なのだと首を振り、気分が悪い等言うつもりもないものの素直に告げ、そうまで言われては気恥ずかしそうに視線を逸らすものの了承の意味で頷き、 )んじゃ、これは普通のこと、だな。ん…おう、だから今みてぇに甘えるなら倍にして返してやるよ。( ならばもう考える必要もなしと頷き、やけに耳に残るリップ音に擽ったそうに目を細めながら柔らかく包み込むようにして抱き締めては髪に頬を擦り寄せて、 )む、…、あー、もう勝手に言ってろ。心配し過ぎだろ、そんなにしなくともお前から逃げやしねぇって。( 自身の発言を否定するわけにもいかずに眉を寄せ、小さく口を開閉させた後に八つ当たるように相手の胸元に顔を埋めて、あまりに優しいその檻に口でそう言いながら此方からも擦り寄りながらぎゅうと抱き締め返して、 ) フェルグス:む?……いや、これは失敬、セタンタの嫁だったか!ははは、心配せずとも抱こうにも抱けまい、あれもクー・フーリンだからな、ルーンで筋力増強なんてのも容易かろう。( 突然掴まれた腕にそれが女性であればと一瞬期待したが明らかに違うことを残念に思いながら、改めて相手を認識してはこれは失言だったと気が付き明朗に笑いながらまるでそれが共通認識されているかのごとく呼称すれば、白兵戦ならいざ知れず自分を追い返すだけならその実力は十分にあるだろうと、要するに本気で抱くつもりはないのだと笑いながら力強く相手の肩を叩き、 )

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