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[80]   クー・フーリン  
>>79 お前だって注いでくれるんだろ?ずっと。…ああ、そうか、お前は坊主の頃から嬢ちゃんの世話になってたわけだ。だのに嬢ちゃんと恋人じゃねぇってのは…、姉弟…いや、やっぱ保護者的感覚だったんだな。( 相手の飲み込んだ言葉は何となく察するも、少し意地が悪いとは思いつつ試すように首を傾げ、件の戦争で少女が味方で無かったらあっという間に負けていたであろうと思うとふむ、と考え込むようにしては頷き、 )まぁ半分冗談だがな。…?ん、ッ…。( 状況によっては相手が優位になる可能性は十分にあるだろうと肩を竦め、何か考えるような仕草に怪訝そうにするも入り口なぞられては回数重ねているとは言え普段触れられない故にふる、と肩を震わし、爪先が行き来すると異物感とその先への期待から来る焦れったさに耐えるように眉を寄せ、 )ったくしおらしくなっちまって…。……捕まえた。( 下手を打てば文字通り霊体化でもして消え失せそうな様子にふ、と笑うも、此処までくればと肩をぶつけぬよう扉を更にこじ開け、そのまま強く手を引いては相手の身体を抱き止めると歯を見せ笑いながらぽつ、 )当たり前だろ、お前との思い出の品の一つだからな。…?どうした?( 時が経てば薄れるものの断片的だろうが縫いぐるみを見ればそんな出来事があったと言うことくらいは思い出せるだろうと思うと無下に扱う気など起きずに、ふと相手が縫いぐるみを見詰めているのに気付くと不思議そうに、 ) あん?そんなもんはお前さえ居ればいいんだからどうでもいいこった。惚れた相手にフラれりゃ落ち込んで普通だ。( 相手しか愛していないのに引く手数多であることに何の意味があるのか肩を竦め、好いた相手の価値は何と言おうと大きなものだろうと一人頷き、 )

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