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[807]   エミヤ。  
>>805 …分かった。少なくとも、君にこの手を振り払われない限りは、諦めずに掴み続けよう。美しい君を愛でるのは当然だろう。分かり易い愛情表現だからな。…、…そうか。そう、思ってくれるのか。君が言うのなら、その言葉を信じよう。実際、一年以上、言葉通りに君は私の傍に居てくれたのだから。( 逸らされる事のない視線に僅かな安堵を覚えては、了承と共にこちらもまた手放すまいと示す様にそっと相手の手に触れ、唇を尖らせる相手に思わずくつりと喉を鳴らしては、これが自分なりの愛情表現なのだからと頬を緩め、一度目を伏せて息を吐くと素直に受け入れた様子で頷き、今迄を思い返せば信じ難くとも信頼に値する言葉だと頬を緩め、 )それは頼もしい。君の加護がある限り、負ける事はあるまいよ。( 頬に触れる掌に擦り寄っては、それならどんな相手であろうと負ける気がしないと自信あり気に双眸を細め、 )まるで、特等席の様だな。…私だけだと、自惚れても良いのだろうか。君の中に居られるのは、私だけだと。…!う、む。そう、だな。…手を抜いたりは、出来まいよ。( 包み込まれる様な錯覚に安堵の吐息を漏らしては、自分だけの居場所と言われている様で頬を緩め乍確認する様に肩に擦り寄り、予想外の言葉に目を瞬かせるも否定出来る筈もなく視線を彷徨わせた後に頷いては、改めて言う事に気恥ずかしさはあったが目元を緩め、 ) 君に記憶障害を起こさせる為に物理的手段を取らねばなるまい。…辱めるつもりは無いが。ただ、やはりこちらの方が悦いものなのかと思ってな。( 即答とは言わずも直ぐに答えが導き出された様で決意固く強く頷き、警戒する相手に下手に手を出しては避けられるだろうかと自分の耳朶に触れ乍も純粋な疑問なのだと首を傾げ、 )

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