[821] 　　エミヤ。　　
>>819 要約…出来れば苦労はしないのだがね。…そうだな。すっかり駄目になってしまった様だ。…この侭では駄目だとは思うのだが、ね。 そう言うものかね？…凛と何かあったのか？き、君が嫌なら、いいんだ。…すまない、その…わ、私の我儘、だから…。（　尚更にと言う相手に不思議そうに首を傾げ、過去の事とは言え特別な主人と事とあれば気になる様子でじっと視線を向け、相手の反応に余計な事を言ってしまったかとそっぽ向いては、シーツに顔を埋めて少しでも表情を隠せる様にしつつ先程の事は忘れてくれと言わんばかりに縮こまり、　） ぅ、…。…それこそ、勿体無い言葉だろう…。ん、了解した。誰にも渡しはしない。君の心臓は、この手に。…したいと言い出したのは、私だ。だから、これは私の我儘で、…君が、無理をする必要は、ないからな。（　傷口に触れる指先に思わず身を震わせ、擽ったげに身を捩り乍こちらからも背中から心臓辺りに触れ、あくまでも言い出したのは自分なのだと頷いては所詮は我儘なのだからと双眸を細め、　）