[827] 　　クー・フーリン　　
>>824 ふ、…こうして傍で待っててくれるだけでどれだけ救われてるか。ほれ、そういうとこが頑固なんだよ。…駄目も何も、俺がもっと甘やかしてやろうとしてんだからよ、…俺のしたい事をお前は拒めねぇんだろう？んじゃ無理に決まってる。（　帰る場所が在るだけでこれほど幸福な事はないと言うのにと擽ったそうに喉を鳴らし、自覚していても頷こうとしない相手の鼻先を指でつつき、離れる相手に一瞬きょとんとしてから薄く笑い、相手と真逆の思考で動いている上に此方を優先したがる相手なら尚の事当たり前だと気にせず手を伸ばして頬に指先で触れ、　）…、ならお前にゃタックル決める勢いで飛び込まにゃな。…その言葉、しかと承った。取り消すなよ？シロウ。（　ふむ、と考える仕草を見せてから体で相手をぐいぐいと押す真似をしてはくつりと笑い、ぱち、と目を瞬かせた後にすぐに緩ませ、返事代わりとでも言うように口付けを返せば嬉しそうに目を細め、　） だったら、…、お前の場合自分を責めそうだな。…本当かぁ？なら最終的にはぐずぐずに蕩けてるように見えるのは幻覚か。…俺はお前に噛み付くのは好きだが、お前がそうでもないなら控えるかね。そりゃ勿論、感じねぇ筈が俺の手でそれが変わっちまうってのは興奮すんだろ。（　なら拒めまいと言おうとしたが相手なら自分が浅ましいと考える可能性が高いと見て踏み留まり首を傾け、自覚があってもなくてもそれはそれで昂る物があるが敢えて口にしては愉快そうに目元緩めてじーっと見詰め、悪足掻きに喉を鳴らしつつも意地の悪い物言いで頷き、故に臍に拘る必要もないものの一歩距離を詰めて覆い隠している手の甲を指先でなぞり、　）