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[89]   エミヤ。  
>>88 …傍にいたいと願ってしまうのは、今の私の我侭だからな。君と離れたく無い、等と…そう思ってしまう。本人に言おうものなら、何をされるか。…だが、彼女の事は大切だ。今も、昔もそれは変わらない。( 溜息混じりにも笑う相手を双眸を細め見詰めては、ふと困った様に目尻を下げて笑み、激怒では済まないだろうと肩を竦めるも、慈愛を含んだ鋼色の瞳を揺らしぽつり、 )んっ、はっ、…ん…ンっ…。やはり、君の魔力は甘くて痺れるな。ご馳走様、クー。( 痼を掠めた途端勢い良く弾けた白濁液にやはり突然の事で思わず眉根を寄せるも、目を閉じて零さない様にと飲み下しては最後の一滴迄搾り取る様に軽く吸い上げてから丁寧に鈴口を舐め取り口を離し、甘さと同時に全身に渡る神性を帯びたそれに熱っぽい吐息を漏らすと、胎内も大分解れただろうと一旦指を引き抜いては、ぺろりと唇の残り香でも確かめる様に舌舐りをしてふと笑みを浮かべては、唇の代わりに薄く朱を差した首筋へと口付け、 )か、可愛く等ない。ん、っ…。( 嬉しそうな様子を見せる相手に安堵こそするも、反射的に否定の言葉を返しつつ触れ合うだけの口付けが心地好く擽ったそうに睫毛揺らすも、こちらからも応える様に軽く唇触れ合わせ、 )分かって堪るか戯け。大体、誰が愛でても同じ事だろう。君とてさっき迄は猫さんの縫いぐるみを可愛がっていただろうが。( 肩を落とす相手に冷たい視線を向けるばかりだったものの、つい、と置かれている縫いぐるみを視線で指しては、先程迄触れていた事を思い返しふむ、 / 何。 ) その言葉は信用出来な、っんむ…。んっん、…。( 一本身を引こうとした矢先に唇に無遠慮に侵入する指先に不満そうに眉根を寄せ、入り込む舌先に潜もった声を漏らすものの魔力の乗った唾液が絡むと甘美な味に察した様で大人しく取り込む為に喉鳴らして飲み下し、 )

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