表示設定を共有できる[みんなの表示設定]を実装しました。オススメの表示設定を絶賛募集中です。
[9] エミヤ。
>>8
…そうか。…確かに、君ならばきっと、…一度決めた事は、曲げないのだろうな。期待しているよ、クー。…君と、何度でも巡り会える事を。( それが嘘ではなくすとん、と言葉が胸の内に落ちていく感覚を覚えては目を伏せて頷き、自信ありげな様子に目を瞬かせるも、ふと双眸を細めて目元を緩めては擦り寄る相手の頬に手を添え指の腹で目尻撫で、 )役得…?んっ、…。クー、擽ったい、…。( 背中に触れる唇の感触に肩を揺らすだけに留めていたが、舌先が背中を這うとふる、と身を震わせ擽ったさを訴えるも顔が離れ代わりに温もりを保つタオルが当てられては安堵した様に息を吐き、 )すっかり長居してしまったがね。…分かった。では準備をして来る。( 相手の反応に無理も無いと肩を竦めては、腕を捲り台所へと向かい適当に残った食材を消費すべく調理を始め、 )
…続きは部屋に戻ったら、な。…では、戻ろうか、キャスター。戻らなければ、マスターが心配する。( 頬を撫でられ熱に浮かされた思考も落ち着いては、一度目を伏せて呼吸を整えていた所で名残惜しむ様な口付けに双眸を細めては、ふと耳元に囁き掛けるといつもの調子に戻って立ち上がり、 )