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[97]   エミヤ。  
>>96 ──……君が、…それを、聞くのか。…、私は10を救う為に、1を切り捨ててきた。だから…君を選ぶ事は、…出来ない。…私はそう言う存在だよ、クー・フーリン。( 天秤に掛けられた世界と恋人に目を見開いては、時が止まったかの様に硬直するも寂しそうに双眸を細めてから自らの行いを告げれば、一歩身を引いた様に、 )ん、…。は、…。( 身構える相手にやはり幾ら繰り返してもこの瞬間ばかりは慣れないだろうと息を吐き、それでも潤滑剤使い解した成果もあり一気に挿入する事もまた可能だとは思い乍もゆっくり埋めて行けば媚肉が開かれる度に心地好く鼓膜を揺らす甘い声が上がり思わず笑みを浮かべつつ、やはり殊更ゆっくりと根元迄埋めると、頬を伝う汗を軽く拭ってからシーツに投げ出された腕を絡め取りその侭指を絡めて握っては片手は腰を支えて熱を孕んだ吐息を漏らし、 )な、っぅ…。( 静かにと示す相手に目を見開いては、耳裏吸い上げられる感覚に身を震わせては思わず上がりそうになる声を抑える為に強く口を噤み縋る様に相手の上着を軽く引っ張り、 )それは日本の付喪神に由来する考えだな。…物を大事にしてやれば、そこに魂が宿る。とは言え、良い話ばかりでは無いがね。( 相手が知っていたと言う事にぱち、と目を瞬かせるも、この手の怪談話は絶えないものだと思い乍肩を竦め、 ) …ああ、…。ん、…ん…。大丈夫、だ。…ん。( 食堂でつまみを作り時折会話に混じっていれば自然と酒を促される流れとなり断り切れず少しまた少しと注ぎ込んだ結果コップ片手に机に突っ伏していたものの心配して声を掛けに来た緑の槍兵へと適当に相槌打ち乍も残った酒を飲み干し、 / ダメな大人。 )

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