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[15546] 社畜♂
冷んやりとした夜風、秋の訪れを感じる。 何年も住んだはずのワンルームの室内は、まるで他人の部屋のように静かだ。 思い出すのは、うだるような暑い夏の日々と、唐突に自身の傍に現れて、少しの間生活を共にしたこの世ならざる者のこと。 華奢な身体に不釣り合いな大鎌を見せびらかし、何かと偉ぶって物を言う割には、刈り取る獲物の寿命とやらを盛大に読み間違えたポンコツ死神。 次に会うのは本当の今際の際だと悪戯っぽく呟くと、そいつは前触れもなく目の前から姿を消した。そういえば、初めてその姿を見せたのも、今日みたいに月の綺麗な夜だったっけ。 社畜気味の社会人男の前に現れたポンコツな死神との一夏の思い出を短期で。 日常系、ちょっぴり惹かれ合いながらも甘々にはならないくらいで、ギャグ寄りでも可。裏の有無はどちらでも。 あまり詳細は決めていませんが、声かけはメッセージにてお願いします。

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