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[7369] del_log
──辺りを埋め尽くす鉄の匂いに意識が霞む。だらだらと止めどなく血を溢す胸を抑えながらも、これが致命傷だと本能で理解していた。 教会からの命により吸血鬼の討伐にやってきたが、相手は想定外の強大な力を持つ忌むべき純血種だった。もはや四肢の感覚もない。これまでか、と自嘲して瞼を落としたところまでは覚えている。 なのに、どういうことだ。 「聞いてなかった?あのとき僕起きたばっかりでお腹空いててさあ、いつもは死にかけの人間の血なんか絶対飲まないんだけど……本当びっくりするくらい美味しくて!もうこの血以外飲みたくないって思っちゃった」 だから生かしてあげたんだよ、などと宣う化け物の瞳が、目の前で歪められた。 「僕の眷属として──つまりお前はもう僕のモノってこと!」 「……は?」 * 上記のような設定での吸血鬼・眷属化された元聖職者の双方を募集。創作同士のBL/NL、攻め受けいずれも可能、同軸リバは不可。ロル100〜200程度、相談声掛けはメッセージにてお願いします。

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