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[1] 創作娘
小さな頃、私は身体が弱かった。今でも強いとは言えないけれど幼い頃は何度も死の淵、というものに立たされていたらしい。
それでもどうにかこうにかだましだまし生きてきたが7才になるという日の直前、つまり誕生日の直前。いよいよもって危ないというところまで私はいってしまい、医者も匙を投げ、両親も諦めてしまったけれど、祖母だけはそれが出来なかった。
藁にもすがる思いで祖母の家の地元の神社で祈り、願い続けてくれた。……この時代に神社?って思うかもしれないけれど、人間やっぱり最後は神頼みってやつなのかもね。
そんなことがあったからか、私はなんとか九死に一生を得て奇跡的に回復。そこからは虚弱体質も多少は改善されたのか死にかける……なんてことは無かったんだけど、その頃から祖母に言われてしまっていたの。もう、家に遊びに来ちゃいけないよ。なんて言われてしまったけれど。
……あれから10年。祖母は亡くなってしまった。最期のときまで私をこちらに近づけるな……って言葉を遺して。
だけど、私はどうしてもお別れを言いたかったから来てしまったの。お葬式にも参列して、ふと見覚えのある神社の前を通りかかったそのとき私の目の前に現れたのは……。
……長っ(←)
前置きが長くなっちゃったので、募集内容とかは次レスに書かせてもらうね。