表示設定を共有できる[みんなの表示設定]を実装しました。オススメの表示設定を絶賛募集中です。

[30] .
(痴漢車両として有名な窮屈な箱に小柄な身体を割り込ませて、ここから暫く開くことのないお気に入りの窓際は残念ながら背の高い男性に取られてしまっているから、その背中に胸元から凭れ掛かるかたちで楽な姿勢を保ち。そうすると小さな獲物を狙ってすぐに後ろからスカートのなかに侵入しようと柔らかな腿肌を伝いはじめるケダモノの逆手、食べるのを怖気付かせないように甘やかに小さく鳴いて背をしならせ少しだけお尻を突きだした──ところで、壁代わりにしていた前方の男性が動いて気が付けば窓際の場所を譲られるように立ち位置が逆転し。独り占めしようとしたのか守ろうとしたのか、ぱちぱちと小さな驚きで瞬きをしながら対面の相手を見上げるも心が読める訳もなく、丁度のタイミングで他の線路での事故放送が入れば雪崩込む人達によって車内は隙間がないほどに密集して。招き入れた此方を潰さないよう腕をついて踏ん張る相手は苦労しているようだが、楽しみを奪われた身からすれば実に良い気味であり。このまま唯一隙間が保たれた快適な空間で涼やかに過ごすのも良かったけれど、シャツの布越しでも判る鍛えられた男の肉体に悪戯好きな心がときめいてしまったから。小さく綻ばせた唇を舌先でぺろりと湿らせて、許可を求めず伸ばした細い指が相手の腹部からシャツのボタンをゆっくりと外し、淫らな行為を働こうとして) ☆☆☆☆☆☆ 目をぎらぎらさせて怒っているのに何もできない狼さん、身体ばかり大きくてなって中身は気弱な鹿さん、そんな大人達が顔を赤くして震えて耐えているの、扉が開くまでね。とても可愛らしいと思わない? ……そう考えたのだけど、可愛がって出させてあげたら力が抜けて耐えられなくなるかしら。自業自得で押し潰されてしまうのは、あまりに間抜けね。だから、没。供養させて。 返信:不可

お名前:残り文字

本文:残り文字

[下書きを保存] [下書きを復元] [メモ帳に保存]