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大変ご無沙汰しております。四ヶ月近くもお返事を返さずに居た事、本当に申し訳無く思っております。この場所自体から暫く離れてしまっていた事もありお返事に気付くのも遅くなり、すっかり時間が空いてしまいました…申し訳ございません。 これ程お待たせしてしまい、もういらっしゃらない可能性の方が高いかもしれませんが、もしまた改めてお相手をして頂けるようで有ればお返事を頂けますと幸いです。お詫びと共に、お返事を置かせて頂きます。 ──昼間の鄙びた情が移ったか…久しい獲物を逃してしまったのでは勿体無い。 (目の前にやってきた男からは、恐れの感情は伝わって来ない。此方を見る瞳には愉しげな色すら浮かび、此方に自分の身を差し出すような余裕の言葉さえ。すぐさま捕食する事も出来たはずなのに、この男と無駄な会話を交わす気になったのはいけ好かない昼間の人格の影響だろうか。久しく悲しみの感情に触れていないため、身体の渇きは酷く空腹である事に変わりはなく、相手の言葉に笑みを浮かべつつ、何処か普通の人間とは異なる空気を纏う相手を間近に見下ろしては、その喉元に白い手を伸ばして。首の付根、成人男性にしては華奢なその鎖骨をなぞり胸元へと手を当てると、暗い光が宿り。その光は、心を掻き乱すような悲しみの感情を呼び起こすための物。ひ弱な者で有れば1週間と保たずに、激しい悲しみに心を壊すその光を相手へと差し向けて、相手から供給されるはずの悲しみで飢えた身体を満たそうと。)

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