[115] 鬼の遊女
はぁ…誰か私めを一晩買ってはくれませんか… （誰彼刻、張見世にて物憂げな表情で独り言ちるのは災厄の象徴である一対の角を生やした女性。白い首には力を封じる為の札が貼られた枷を付けられ、自由を奪われた状態で見世物として出されていて。鬼の女を買う酔狂な人間など中々現れる訳もなく、ただ物珍しげな奇異の目に晒され居心地の悪さだけを感じながら、一日が終わるのを待ち） 私、こんな姿でございますが買って下さる御兄様にはたっぷりとご奉仕させて頂きます。どれだけ乱暴に扱おうと、私めには封が施されております故、御兄様のお好きな様に… 私めに欲をぶつけるも善し、たっぷりと愛を注いで下さる様な酔狂な御兄様がいらっしゃいましたら、私めも出来る限りのおもてなしを差し上げます。 容姿 腰ほどまで伸ばした銀色の髪。額の髪の生え際からは一対の深紅の角。真紅の瞳。目元には紅。身体付きは肉付きが良く、豊満な乳房にむっちりとした下半身。身長は五尺六寸。